ドナルド・トランプ氏が4番目のNFTコレクションを発表
米・共和党の大統領候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏は、Bitcoin Ordinalsを通じてボーナストレーディングカード付きの4つ目のNFT(非代替性トークン)コレクションを発表した事がわかった。
ご要望にお応えして、私のトランプ デジタルトレーディングカードシリーズ4: アメリカファーストコレクションが、今すぐ入手可能になりました。きっと気に入っていただけると思います。一部の方には、フロリダ州ジュピターにある私の美しいプライベート クラブでのガラ ディナーへの招待があります。待たずに、楽しんでください。カードはすぐに売り切れてしまいます。collecttrumpcards.com/ にアクセスして、お楽しみください。
同氏は、非常に成功した以前の3つのシリーズに続いて、4番目のNFTコレクションを立ち上げ、今シリーズは、コレクターにさまざまな報酬を約束しており、その中には、同氏との夕食会が含まれているという。
「Series 4: The America First Collection(シリーズ4:アメリカ第一コレクション)」と題され、NFTとしてリリースされた同コレクションが、大金を使う人にさらなるメリットを提供することを同氏は明らかにしている。NFT価格は1枚あたり99ドル(約14,300円)だが、カードに最大24,750ドル(約357.5万円)を費やす購入者は、トランプカクテル、スニーカー、フロリダで同氏とのディナー、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領とのCNN討論会の際に着用したスーツの一部などの特典を受け取れるという。
仮想通貨大統領候補による選挙活動
同氏がNFTに初めて挑戦したのは2022年12月で、それ以降、同氏のデジタルコレクションは、イーサリアム(Ethereum/ETH)などの仮想通貨で100万ドル(約1.4億円)以上を稼いでいる。
Web3経済に対する同氏によるかつての懐疑的な見方にもかかわらず、同氏のNFTコレクションは、デジタル資産に対する彼のアプローチの変化を示している。2024年5月に同氏は3番目のNFTシリーズを立ち上げ、自らを「仮想通貨大統領候補」と宣言したうえで、ナッシュビルで開催されたビットコイン2024カンファレンスで自身の立場を繰り返した。
約2万人の参加者を前に同氏は、仮想通貨とビットコイン(Bitcoin/BTC)を支持する立場を強調し、米国のBTC保有を維持し、国家戦略準備金に転換することを誓った。同氏はビットコイン保有者のJ.D.ヴァンス氏を副大統領候補に迎え、元独立候補のロバート・F・ケネディ・ジュニア氏を選挙運動に迎え入れることで、この姿勢をさらに強めた。