仮想通貨ユーザーはソーシャルメディアから最新情報を入手する傾向
CoinGecko(コインゲッコー)の最新調査によると、仮想通貨コミュニティがニュースや最新情報を入手するトッププラットフォームはX、Telegram、YouTubeの3カ所であることが分かった。
調査によると、仮想通貨ユーザーの73.8%がニュースや情報を得るため、ニュースサイトではなく、X、YouTube、Telegramが主な情報源として情報を入手。CoinGeckoが6月25日から7月8日まで実施した調査によると、仮想通貨愛好家が情報を入手する場所の84%をこの3つのプラットフォームが占めていたという。
さらに、調査によると、回答者の34%以上が仮想通貨ニュースを主にXに依存しており、この分野ではXが情報の主要なプラットフォームとなっている。また、そのユーザーの半分以下の41.7%が、仮想通貨に関する議論のための主なソーシャルメディアスペースだと考えている。YouTubeがそれに続き、23.4%の回答者が最新情報の主な情報源として使用しており、Telegram(テレグラム)は16.0%が使用しており、CoinGeckoは次のように主張している。
DiscordとRedditは先の3プラットフォームと比較してそれほど人気がなく、それぞれ6.8%と4.5%のユーザーがこれらを主なプラットフォームと見なしており、分散型ソーシャルメディアプラットフォームFarcasterは、ユーザーのわずか1.3%が主な選択肢となっている。その他のあまり人気のない情報源には、Discord、ニュースレター、Reddit、ポッドキャスト、Farcaster などが挙がっている。
そのほかの内訳
2,558人の回答者を含む今回の調査では、仮想通貨コミュニティは、最も活発に活動している同じプラットフォームからニュースを入手することを好むことが明らかになっている。
参加者のほぼ70%が長期投資家であると特定されており、18%が短期トレーダー、7%がビルダー、6%が傍観者という内訳だ。回答者の約46%は初めての仮想通貨サイクル(0~3年)、41%は2回目のサイクル(4~7年)で、残りは8年以上の経験。データによると、90%にあたるほとんどの参加者はヨーロッパ、アジア、北米、アフリカに拠点を置いており、残りはオセアニアまたは南米に拠点を置いている。
Binance Squareによる2024年初頭の世論調査では、ヨーロッパで主流の仮想通貨採用を推進する重要な要因として、高い収益20%、分散化18%、革新17%が特定され、これらの側面を強調した。この調査では、調査参加者の55%が日常の買い物に仮想通貨を使用し、10%が毎週仮想通貨で支払いをしていることも述べられている。