ブロック社が2024年中に100億ドル相当のビットコインを販売へ
ジャック・ドーシー(Jack Dorsey)氏率いるデジタル資産決済ソリューションのブロック(Block)社は、2024年最大100億ドル相当のビットコイン(Bitcoin/BTC)を販売する可能性が高い事が明らかになった。
ビットコイン投資会社HODL15Capitalは最近のXの投稿で、同社の要約連結損益計算書を通じて、2024年上半期にビットコイン収益で53億ドル(約7,609億円)以上のビットコイン収益を上げ、さまざまなストリームで総収益121億ドル(約1.7兆円)に貢献。同社の2024年上半期の総収益は前年比15億ドル(約2152.5億円)増加し、デジタル資産事業の大幅な成長を反映している。稼いだ収益は、32億ドルを超える取引ベースの収益、34億ドル(約4885.5億円)を超えるサブスクリプションおよびサービスベースの収益、7,540万ドル(約108.3億円)を超えるハードウェア収益に広がっている。
前年比収益成長
注目しておきたいのは、同社の2024年上半期の監査されていない要約連結財務諸表が、前年比15億ドルを超える総収益の増加を反映している点だ。
There are over $10 billion in #Bitcoin short liquidations sitting above us. pic.twitter.com/fErP41TXce
— Mister Crypto (@misterrcrypto) May 14, 2024
われわれの上には、100億ドルを超えるBitcoinショート清算が横たわっている。
一方のHODL15Capitalは、同社が2024年6月末時点でユーザー向けに14億4,000万ドル(約2,069億円)相当のビットコインを保有していると報じられている。アナリストは、同社の拡大と収益増加は、2024年上半期のデジタル資産決済ソリューションのエコシステムにおけるいくつかの進展と関連していると考えている。そのような進展の1つは、モバイルアプリを使用し、ユーザーが資金を送金できるモバイル決済サービスであるCashAppとのブロックの提携である。
ブロックとCashAppは2023年4月に提携を開始し、資格のあるブロック販売者はCashAppを使用し、毎日の売上の一部をビットコインに変換できるようにした。同社は、CashAppとの提携により、ビジネスオーナーを含むユーザーがグローバルな通貨システムに参加できるようになると指摘。また、同社は、チップの設計から完全なビットコインマイニングシステムの開発へと野望を拡大するため、ビットコインマイニングシステムの構築を開始。さらに、マイニングプロジェクトの範囲をシステム設計にまで拡大する計画も発表している。