メタプラネット、120万ドルの追加購入でビットコイン購入目標を達成=株価は13%上昇

メタプラネットが2億円相当のビットコインを追加購入

“ビットコインと未来へ”をスローガンに掲げる国内の投資・コンサルティング業を手掛けるメタプラネット(Metaplanet)は、6月に明らかにした10億円の購入計画を完了するため、2億円に相当するビットコイン20.38BTCを追加購入したと発表した。

日本語訳:
メタプラネットは20.38ドルBTCを追加購入

同社は6月24日、ビットコイン購入資金を調達するため10億円(約626万ドル)相当の債券を発行すると発表し、ビットコインを長期保有することを基本方針として掲げた。7月22日(月曜日)、ビットコイン1枚あたり平均価格9,813,061円(62,574ドル)で20.38 BTCを購入したと発表した。

メタプラネットの戦略は、ビットコインを主要資産とする大手企業と似ており、最初のビットコイン購入以来、同社の株価は約0.12ドルから1.10ドルまで810%急騰している。東京証券取引所に上場し、マイクロストラテジーと比較されることの多いメタプラネットは、今回の追加購入により、同社株価は13%上昇。先週、2億円相当のビットコインを購入しており、今回はそれに続く大量購入であり、今買収は同社が7月に実施した4回目のビットコイン取得であり、保有ビットコイン総数は245.99 BTC、推定1,670万ドル(約26億円)となった。

メタプラネットのBTC追加購入でマイクロストラテジー株価も上昇

4月以降同社は、ビットコイン準備金を戦略的に増やし、株主価値を高めるためにビットコインを財務の主要資産として位置付けてきた。

ビットコインに重点を置いた同社の戦略は、マイクロストラテジーなどの大手企業と似ており、BitcoinTreasuries.netのデータによると、2024年7月21日時点で、マイクロストラテジーは226,331 BTCを保有しており、その価値は146億ドル(約2.29兆円)に上る。さらに、同社の最新購入とビットコインの急騰は、メタプラネットの株価にも影響を与えたとみられており、Google Financeのデータによると、発表から数時間後、株価は19.31%上昇し、173円となった。

日本語訳:
@sora_ventures
東京証券取引所上場企業であるMetaplanetと連携してアジア初のMicrostrategyを開発していることを発表できることを嬉しく思います。この製品により、日本人は55%にも上る未実現利益税を支払うことなくビットコインに投資できるようになります。また…

同社は、長期保有のためにビットコインを採用するという同様の動きで、ビジネスインテリジェンス企業のマイクロストラテジーと比較されている。Sora Ventures(ソラベンチャーズ)の創設者ジェイソン・ファン(Jason Fang)氏は、メタプラネットを「アジア初のマイクロストラテジー」と呼び、同社が日本市場にビットコインへのエクスポージャーをもたらすと語っている。