Opera(オペラ)がブラウザーに新機能とAI(人工知能)テーマを追加

Operaがブラウザーに新機能とAI(人工知能)テーマを追加

ウェブブラウザーOpera(オペラ)は、Opera Oneの第2弾となる、改良版Opera One R2をリリースすると発表し、新しいAI(人工知能)機能とブラウザー内の分割画面タブが含まれており、新しいAI機能とブラウザー内の分割画面タブが含まれた開発者バージョンを今後数週間以内に展開する予定である事がわかった

日本語訳:
Opera Oneがアップグレードされます。Opera One R2をご紹介します。
・新しい音楽プレーヤーとビデオポップアウト
・分割画面とタブ機能の追加
・AIの超大国
現在、Operaブラウザーの開発者バージョンでテストできます。

Operaは、分割タブやAI機能などの一連の新機能を備えたOpera Oneの2番目のラウンドのリリースを発表。開発者ベータ版としてリリースされた新バージョンOpera One R2には、新しいマルチメディアコントロールも付属しているという。ブラウザーへの最新の追加により、Operaはユーザーエクスペリエンスの向上と市場の強化を目指している。なお、Operaは、2024年後半にこれらの機能をより多くのユーザーベースにリリースすることを約束している。

Operaが新機能を説明

従来、Operaブラウザーのマルチメディアコントロールはサイドバーにあったが、最新バージョンのコントロールは、それ自体がフローティングウィンドウになることができる。

同社によると、マルチメディアプレーヤーには、再生や一時停止、次、前、ポップアウト、音量オプションなどのコントロールがあるとのことだ。もう1つ注目されている新機能アップデートは、ブラウザー内の分割画面タブで、2つのブラウザーウィンドウを開く代わりに、ユーザーは“1つのウィンドウで1つの分割画面タブを開く”ことが可能な点である。タブには絵文字の装飾が追加され、Tracesと呼ばれるアップデートも追加されるという。このTracesは、30を超えるタブがある場合に最もアクセスされたタブをマークし、タブの使用回数が少ない場合は、Tracesが表示されない。

ブラウザーに追加されたAI機能

Opera Oneは、2023年にAriaで初めてAIを統合しており、現在は音声出力などの追加AI機能は、ユーザーのアクセシビリティーと画像生成に役立つ仕様となっている。

そのため、ユーザーはAriaのサイドバーのプロンプトから直接画像を作成でき、最新バージョンでは、Ariaに画像理解機能も追加され、サイドバーに追加された画像に関する情報をユーザーに提供できるようになっており、特定モデルや数式などのコンテキストなどが含まれている。これら以外にも、同社はページコンテキストモードも導入しており、この機能により、ユーザーはウェブページについて質問したり、翻訳や要約などのサービスが利用できる。

なお、冒頭でも述べているように、Operaは、これらの機能が今後数週間でOpera Oneブラウザーの開発者バージョンに徐々に展開される事を明らかにしている。