アーカムが41億ドルのビットコイン(BTC)が入った英国政府ウォレットを発見

英国政府に関連する61,245BTC保管のビットコインウォレットが発見される

分析プラットフォームArkham(アーカム)の専門家が、英国政府に関連するウォレットを発見した事が分かった。

2024年3月4日(月曜日)のデータによると、英国政府のウォレットには61,245ビットコイン(Bitcoin/BTC)が保管されており、3月6日12時の時点での価格に換算(CoinMarketCap調べ)すると、41億ドル(5,773億円)に相当する。

専門家によると、2018年に英国警察は犯罪に関与したジェン・ウェン(Jian Wen)とジミン・チアン(Zhimin Qian)の2容疑者から6万1,000BTCを押収。情報筋によると、容疑者は2014年から2017年にかけて、投資詐欺で得た資金で仮想通貨を購入し、中国当局から長期間身を隠していた人物とのことで、アーカムはXを通じて次のように語っている。

日本語訳:
英国政府は現在アーカムに取り組んでいます。
英国警視庁は2018年にジャン・ウェン氏とジミン・チアン氏から6万1000BTC(現在40億ドル相当)を押収し、2021年7月に押収したBTCへのアクセスを取得した。
容疑者は2014年から2017年にかけて中国で起きた投資詐欺の資金でビットコインを購入したと伝えられており、北京当局からの逃亡者とされている。

2021年には押収BTCのアクセスが可能に

アーカムは、英国政府が押収したビットコインにアクセスできるようになったのは2021年7月になってからだと明らかにした。

2月末、英国当局が仮想通貨の没収に関する制限を緩和することが明らかになった。2024年4月26日、同国では違法行為の疑いのある仮想通貨を押収するための国家犯罪庁の権限を拡大する法律が施行される予定で、法執行機関は有罪判決なしに犯罪行為に関連する仮想通貨を凍結できるとのことだ。

このウォレットは現在リンクされており、英国政府のものであることが特定されており、現時点で61,245BTC(40億9,300万ドル)相当のビットコインを保有しており、ビットコインは3年前にCoinbaseから同アドレスに登録され、それ以来休眠状態になっているという。

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