クリスティアーノ・ロナウド氏への訴訟で原告がX経由で公告するよう請願
クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)氏を起訴する取り組みにおける困難が続く中、原告らは同氏をX経由で公告するよう請願している事が分かった。
2023年11月のDOJ(米国司法省)と大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)の騒動により、人気サッカー選手の同氏を含めた著名人との協力も含め、同取引所の運営が厳しい監視を受けることになった。
当当NEXTMONEYの2023年11月30日付け特集記事「仮想通貨投資家、バイナンスを宣伝したとしてサッカー選手クリスティアーノ・ロナウドを訴訟」で報じているように、同取引所とその創設者であるジャオ・チャンポン(趙 長鵬:Zhao Changpeng)氏の有罪判決を受け、利用者グループはロナウド氏が未登録証券を宣伝し、疑いを持たない投資家を勧誘したとして同氏を告訴。サッカー界のスーパースターの起訴を確実にする取り組みが難航する中、原告らは現在、訴訟を進める戦術を強化している。
クリスティアーノ・ロナウド氏の訴訟が激化
原告らはフロリダ州南部地区連邦地方裁判所への申し立ての中で、被告となっているロナウド氏に公告を送達する許可を裁判所に申請した。
この通知は、ソーシャルメディアプラットフォームX(旧Twitter)およびロナウド氏の現在の訴訟弁護士に宛てられたメールを通じて広められることを目的としている。さらに原告らは、法定代理人が作成した指定サービスウェブサイト上の出版物を通じて通知を配信することを提案。有名なサッカー選手の住居がとらえどころのない性質であることを考えると、型破りなアプローチを求めるロビー活動は、ロナウド氏の現在の住居住所を特定するという課題から生じている。
裁判所が直ちに許可を与えなかったと仮定した場合、原告らは連邦民事訴訟規則および適用法に基づいて認可された手段を通じて送達を行うため、ロナウド氏の現在の所在調査を継続すると誓っている。