ワールドコイン(Worldcoin)がID認証を目的としたマインクラフト(Minecraft)統合を開始

マインクラフトはID認証目的でワールドコインを統合へ

生体認証IDおよびデジタルウォレットプロジェクトであるWorldcoin(ワールドコイン)では、アプリの1つを通じてMinecraft(マインクラフト)サーバーの統合を開始させたことが分かった。

MinecraftサーバーMODであるLuckPermsと呼ばれるプラグインを使用すると、World ID が認証されたユーザーにのみサーバーへのアクセスを許可することで、サーバー管理者がボットの問題に取り組めるとのことだ。虹彩スキャンIDおよびデジタルウォレットプログラムであるWorldcoinが、受賞歴のあるMicrosoft所有のゲームであるMinecraftと統合できるようになった。Worldcoinをゲームに組み込むことは、ボットユーザーがサーバーに参加してゲームエクスペリエンスを台無しにするときに発生する「グリーフィング」問題に対処することに重点を置いているとのこと。

WorldcoinアプリのLuckpermsを通じて、サーバー管理者はWorld IDを利用し、認証されたユーザーのみが実行できる一連の許可されたアクションを確立でき、未認証のユーザーはWorld IDで認証されるまでこれらの機能にアクセスできなくなる。Luckpermsアプリの説明によると、この機能はMinecraftサーバーにプラグインをインストールすることで利用可能となり、ユーザーはコマンドラインプロンプトを使用して身元を確認する必要がある。

Minecraftを開発企業はブロックチェーンとNFTに対して強い姿勢

Minecraftを開発したMicrosoft所有の会社であるMojang Studiosは、ブロックチェーンおよびNFT(非非代替性トークン)テクノロジーに対して強い姿勢を示し、次のように述べている。

これらのテクノロジーをMinecraftのクライアントおよびサーバーアプリケーション内に統合することは許可されておらず、また、統合することも許可されていない。それらは、ワールド、スキン、ペルソナアイテム、その他のMODを含むゲーム内コンテンツに関連付けられたNFTを作成するために利用されます。

ただし、この場合、WorldcoinはWLD報酬トークンの発行と配布にブロックチェーン技術を使用しているが、Luckpermsの統合はWorldcoinプロジェクトの本人確認機能のみに焦点を当てている。Worldcoinは、これらのID検証サービスをDiscord、Reddit、Shopify、Telegramなど、他のプラットフォームに拡張している。なお、中南米の電子商取引大手メルカド・リブレと統合する予定のアプリが、Worldcoinウェブサイトに「近日公開」と記載されている。

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