コインベースが先物リストで無期限先物契約のサポートを追加へ
コインベース（Coinbase）は、国際取引所およびアドバンストプラットフォームにソラナ（Solana/SOL）とアバランチ（Avalanche/AVAX）の無期限先物契約のサポートを追加する計画を明らかにした。
@CoinbaseIntExch will add support for Solana and Avalanche perpetual futures contracts on Coinbase International Exchange & Coinbase Advanced. The opening of our SOL-PERP and AVAX-PERP markets will begin on or around 4pm UTC on 14 November 2023, if liquidity conditions are met. pic.twitter.com/D2QTV9k9Qe
— Coinbase International Exchange 🛡️ (@CoinbaseIntExch) November 12, 2023
Coinbase International ExchangeおよびCoinbase AdvancedでSolana およびAvalancheの無期限先物契約のサポートを追加します。当社のSOL-PERPおよびAVAX-PERP市場の開設は、流動性条件が満たされた場合、2023年11月14日の午後4時またはその頃に開始されます。
上場は、取引ペアの十分な流動性を条件として、2023年11月14日（火曜日）の16:00（※日本時間の11月15日1:00）に予定されており、計画市場にはSOL-PERP（ぺぺ/PePe）と AVAX-PERP が含まれる。この動きは、コインベースのデリバティブ市場機能の大幅な拡張を示し、急速に進化する仮想通貨環境においてトレーダーにより多くの選択肢を提供することを目的としている。
コインベースのような主要プラットフォームに独自取引ペアが含まれることで、トレーダーが問題の資産に直接アクセスできる新たな道が開かれる。ソラナとアバランチは認知度が高まり、取引活動の急増を引き起こす可能性がある。VeChainやVTHOでみられるように、コインベースの上場が原資産の価格に影響を与えるという歴史的な前例は確立されている。
逆風に直面するソラナとアバランチの再活性化を期待
現在、SOLとAVAXはどちらも市場で逆風に直面しており、ソラナの価格は、数週間にわたる上昇傾向が続いた後、8.08%下落して52.36ドルとなったが、アバランチは11.80%下落して16.47ドルとなった。
コインベースでの永久先物取引の導入は、これらの否定的な傾向を逆転させ、強気の勢いを再活性化する触媒として機能する可能性がある。SOLとAVAXを含めるという決定は、規制上の課題に直面しても、同取引所がこれらの資産に自信を持っていることを示している。従来の先物とは異なり、永久先物には有効期限がないため、トレーダーは原資産の価格変動を無期限に推測できる。
この発展により、ソラナとアバランチは、最近になって無期限先物取引を導入したCoinbase International Exchange（コインベースインターナショナル）およびCoinbase Advancedプラットフォームで取り上げられるエリート仮想通貨の1つに位置付けられる。この柔軟性により、不安定な仮想通貨市場のトレーダーにとって不可欠なツールである裁定取引、レバレッジ、ヘッジの機会が得られるが、これらの契約には過剰なレバレッジや清算などのリスクも伴い、投資家には慎重な管理が求められる。
さらにコインベースは、仮想通貨デリバティブに関する現地の規制への準拠を強調しており、Advanced Trading プラットフォームでの無期限先物取引は、米国以外の特定地域ユーザーのみが利用できる。この規制順守は、9月にCoinbase International Exchangeがバミューダ金融管理局から規制当局の承認を得たことでさらに強調される。
