リップル(Ripple/XRP)の勝訴で米国の4,000以上の銀行がリップルを受け入れる構え

リップルが米国の4,000以上の銀行で受け入れられる可能性

リップル https://ripple.com/ (Ripple)のデジタル資産であるXRPは有価証券ではないと認める裁判所の判決を受けて、米国の4,000以上の銀行がリップルを受け入れる構えを整えている事が分かった。

リップルの最高法務責任者であるスチュアート・アルデロティ(Stuart Alderoty)氏は、米国の銀行によるリップルの国境を越えた決済ソリューションの採用が増えることを想定し、このシナリオを主張している。大手メディアCNBCとのインタビューで同氏は、今回の判決によりリップルODL(オンデマンド流動性)ソリューションに対する米国の銀行の関心が再び高まるだろうとの確固たる信念を表明。同判決が銀行セクターの利益に及ぼす潜在的な影響について質問された際、同氏は肯定的に答えている。同氏は、リップル社が次期四半期内にシームレスな送金のためのODLソリューションの導入に関する議論に米国を拠点とする金融機関を参加させることを目指していることを明らかにした。このソリューションは、XRPの力を利用して、より効率的な送金を実現する。

銀行は判決に慰めを見つける

アルデロティ氏は、実際的な影響を超えて、裁判所の決定が心理的に与えた影響を強調し、今判決が金融機関を安心させ、国境を越えた価値移転に関連する問題、法外な手数料に関する懸念についての徹底した議論への道を開くものと信じている。

リップルの従業員は米国に拠点を置いているにもかかわらず同氏は、同社の主な事業運営と収益源は国際的なものであると述べている。機関投資家へのリップルのXRP販売の側面について同氏は、リップルの主に海外の顧客ベースはほとんど影響を受けないと主張している。なお、リップルは、機関投資家との取引におけるコンプライアンス確保のめ、裁判所の決定を注意深く検討する予定だ。

リップルODLは米国4,000以上の銀行で活用される可能性

ツイッターユーザーの@WallStreetBulls氏は、変革をもたらす可能性を予測している。

日本語訳:
速報!米国では、23.7兆ドルという巨額の資産を保有する4,096の商業銀行と576の貯蓄貸付協会が、現在、リアルタイムの国境を越えた決済にリップルのODLとXRPの力を利用する準備ができています。 FedNowでも国内決済にXRPを使用しています。私たちは金融取引における革命を目の当たりにしています。

合わせて23.7兆ドル(約3,300兆円)という巨額資産を保有する4,096の商業銀行と、576の貯蓄貸付組合が、国境を越えた決済を合理化するためにリップルのODLを採用する可能性があると主張している。米国の商業銀行数に基づいた今予測は、興味深い見通しを示しているにもかかわらず、これらの銀行による ODL の実際の採用率はまだ確認されていない。