サム・バンクマン‐フリード氏が新たな苦境に立たされる
漏えいした文書が追加料金を示した事で、かつて2番目に大きな仮想通貨取引所だったFTXの腐敗した創設者サム・バンクマン‐フリード(Samu Bankman-Fried)氏は、さらに多くの問題を抱え、苦境に立たされている事が分かった。
Here's the detail of the new China bribery claim against SBF.
Which "Alameda trading counterparty" was under investigation in China?https://t.co/edeD3CTKcx pic.twitter.com/HjDwC9qRKH
— kadhim (^ー^)ノ (@kadhim) March 28, 2023
サム・バンクマン‐フリードに対する中国の贈収賄に関する新たな申し立ての詳細は次のとおりです。
中国で調査中だった「アラメダの取引相手」は?
バンクマン‐フリード氏に対する訴訟は2022年に米国で提起され、新たな証拠によると、彼は少なくとも1人の中国政府関係者に4,000万ドル(約53.2億円)の賄賂を許可したことが示されている。
弁護準備中のサム・バンクマン‐フリード氏
不名誉な仮想通貨の大御所弁護準備中のサム・バンクマン‐フリード氏が2022年に米国で起訴された後、無罪を宣言したため、破産を宣言した後、どういうわけか2億5,000万ドル(約332.7億円)の債券を手に入れている。
大手メディアForbesの報道によると同氏は、FTXの姉妹会社であるアラメダ・リサーチ(Alameda Research)から借りた資金で彼の法的弁護に資金を提供。絡み合った2つの事業体には財務監督がなく、バンクマン・フリード氏やアラメダのキャロライン・エリソン(Caroline Ellison)元CEO(最高経営責任者)でさえ、準備金にどれだけのお金があり、前述の会社で何人の人が働いているかを知らなかったという。また、当NEXTMONEYの特集記事「FTXのサム・バンクマン-フリード氏がアラメダの資金を使って実父に援助」で報じているように、同氏は、アラメダ社の資金を父親であるスタンフォード大学法学部教授のジョセフ・バンクマン(Joseph Bankman)氏に数百万ドルを送金していた疑惑が浮上。ただし、現段階でジョセフ氏はこれらの疑惑に対して無言を続けている。
SBF's legal defense is being funded with Alameda money SBF gifted to his father in 2021, per Forbes pic.twitter.com/NI14gqxrVr
— Pledditor (@Pledditor) March 29, 2023
フォーブスによると、サム・バンクマン-フリード氏の法的弁護は、同氏が2021年に父親に贈ったアラメダのお金で賄われています。
バンクマン・フリード氏のオールスター弁護士のラインアップは、2023年10月に始まる裁判の準備を進めており、彼らは、詐欺、マネーロンダリング(資金洗浄)、陰謀、資本市場法の複数の違反、ユーザー資金の誤った取り扱い、価格操作、贈収賄などを精査している。
仮想通貨取引所FTXは、世界の金融市場で重要な役割を果たしたと言える。ピーク時は320億ドル(約4.2兆円)と評価されていたが、約17億ドル(約2,262億円)の顧客資金が不足していることが明らかになり、セクター全体にドミノ効果をもたらしたことが明らかになると、急速な下落が始まった。