XRP LedgerによりシンプルなNFT標準URITokenの標準統合を開発者が提案

XRP Ledger開発者がNFT標準URITokenの標準統合を提案

開発者は、XRP Ledgerに新しいURIToken NFT標準を統合することを目指して、提案 XLS-35dを開始した事が分かった。

XRP Ledger(XRPL)開発者は、URITokenと呼ばれるXRPブロックチェーンの軽量な NFT標準を導入。開発者は、現行のXLS-20標準でみられる問題のため、ネットワークが URIToken標準を採用することを提案したとのこと。

日本語訳:
新しいXRPL標準の提案 (XLS-35d):
URIToken — XRPLプロトコルチェーンの軽量ファーストクラスNFT
XLS35 トークンは、軽量で柔軟なネイティブの台帳オブジェクトです。これらは XLS20を置き換えるものではありませんが、統合しやすいトークンを提供します。
提案とスキーマ:

XRP Ledger構築に焦点を当てたオランダに拠点を置くスタートアップ企業のXRPL Labsは、Twitterを介してGitHubのリリースを共有。ツイートによるとXRPL Labsは、URIToken修正案について、「XRPLプロトコルチェーンの軽量なファーストクラス NFT」の標準であると主張。新しく導入されたURITokenプロトコルは、現在のXLS-20標準をオーバーライドしようとしているのではなく、より単純な代替手段を提供すると述べている。

開発者はファーストクラスのオブジェクトNFTの欠如について懸念を表明

開発者によって提案されたのは「XLS-35d: URIToken Amendment」と呼ばれ、XRPL Labsの上級開発者であるリチャード・ホーランド(Richard Holland)氏とヴィーツェ・ウィンド(Wietse Wind)氏によって作成されている。

同提案によると、複数の開発者は、XLS-20の複雑さとファーストクラスのオブジェクトNFTの欠如について懸念を表明していたとう。また、ウィンド氏は、Twitterを通じて開発を強調しており、開発者にとってURIToken標準の期待されるメリットについて以下の4点を挙げている。

・トークン台帳オブジェクトごとのネイティブ。
・開発者にとって使いやすい。
・トークンデータを追跡する組み込みの組織構造(スキーマ)。
・トークンのさまざまな用途のための追加の組織構造。

2022年10月にXLS-20が稼働し、ネイティブのNFT機能がXRPLにもたらされた後、開発者とユーザーの両方のためにXRPブロックチェーンでのNFTエクスペリエンスを改善するための共同の取り組みの中で、いくつかの修正が提案されている。これらの修正は、XRPL NFTの大規模な採用率のためにも必要に迫られている。なお、先日XRPL Foundationは、発行されたトークンに交渉可能な支払いとエスクローへのアクセスを許可することを目的とした提案XLS-34dを導入したばかりである。