ゴールドマン・サックスがビットコインを世界最高のパフォーマンス資産にランク付け| NEXTMONEY

ゴールドマン・サックスがビットコインを世界最高パフォーマンス資産1位に

銀行大手のゴールドマンサックス（Goldman Sachs）が、ビットコイン（Bitcoin/BTC）を最もパフォーマンスの高い資産のトップ1にランク付けした事が分かった。

₿REAKING: #Bitcoin is the best performing asset in the world this year, according to latest data by Goldman Sachs pic.twitter.com/vh7f7UIloi

— Documenting ₿itcoin 📄 (@DocumentingBTC) January 23, 2023

日本語訳：
REAKING:Bitcoinは、ゴールドマンサックスの最新データによると、今年世界で最もパフォーマンスの高い資産です。

ゴールドマン・サックスによると、ビットコインはリスク調整後リターン（Sharpe ratio：シャープレシオ）3.1で、仮想通貨ペアや伝統的な市場の主要金融機関を上回っている。シャープレシオは、市場のボラティリティ調整後のパフォーマンスを測定するために使用される指標で、比率が高いほどリスク調整後のリターンの観点から、投資、通貨、株式が優れている。

ビットコインが幅広い市場の回復をリード

より短い時間枠で、ビットコインは失われた領土を取り戻すための探求を続けており、ゆっくりと、しかし着実に、ビットコインは上昇しており、1月26日（木曜日）13時半時点でのBTC価格は、299万円（23,146.59ドル）前後で推移しており、何度か価格の上昇を抑制したポイントである23,800ドルのレジスタンスレベルを突破しようとしている。

CoinGecko「Crypto has been trading sideways after Q2, in the low $1T tange & below（日本語訳：仮想通貨は第 2 四半期以降、1 兆ドル台後半以下で横ばいに取引されている）」より画像引用

FTXの崩壊と世界経済の低迷による危機にもかかわらず、投資家や機関に結果をもたらし、市場は仮想通貨取引所でのマーケットメーカーの復活にも注目している。ゴールドマンサックスのレポートとは対照的に、CoinGecko の年次仮想通貨産業レポートによると、ビットコインは主要通貨の中で最もパフォーマンスの悪い資産であり、64%の大幅な下落となっている。また、CoinGeckoは2022年1月以降、スポット市場の取引量が67%減少したことにも言及。CoinMarketCapのデータによると、ビットコインと市場の新年はポジティブに始まり、出来高は2,000億ドル（約25.8兆円）となっている。

ビットコイン上昇が市場心理を変化させる

ビットコインの年初来の堅調な上昇は、市場心理を変化させた。

アナリストは短期的には強気のようで、仮想通貨が30,000ドルまで上昇すると予想しているものの、長期的には、流動性リスクが高まるため、2023年第2四半期にビットコインが「かなりの危険」にさらされる可能性があるとエコノミストのリン・アルデン（Lyn Alden）氏は述べている。一方の弱気派は、ビットコインの価格行動を上向きに止め、市場の勢いと方向性を変える準備ができているが、強気派は降伏する気はないとみられる。市場と今後の連邦公開市場委員会 (FOMC) の会合に確実性がないため、憶測が高まっているのが現状だ。