Huobi Globalが自社株買いで親会社から離脱へ
仮想通貨取引所フォビ・コリア(Huobi Global)は1月9日(月曜日)、すべての自社株式を購入し、ブランドを変更したうえで、親会社のフォビ・グローバル(Huobi Global)との関係を断つ計画を発表したという報じられたことがわかった。
現地メディアNews1によるとHuobi Koreaは、国内規制による多くの問題に直面しているため、名前を変更してHuobi Globalから分離する予定という。Huobi Globalは、2013年にドゥ・ジュン(Du Jun)氏と同社の現CEO(最高経営責任者)であるレオン・リー(Leon Li)氏によって設立された仮想通貨取引所で、当時Huobiは、世界最大の取引所の1つとして広く認知されており、BinanceやCoinbaseと直接競合していた取引所だ。CoinMarketCapの調べによると、現在、仮想通貨取引所のランキング中で16位にランク付けされている。
Huobi KoreaがHuobi Globalの全株式を買い取り
Huobi Koreaのチョ・グクボン(Cho Kook-bong)現会長は、レオン・リー氏が所有するHuobi Koreaの株式の大部分(約72%)を購入するためのあらゆる手配をしている。
すべての株式が購入されると、Huobi Koreaは「フォビ グローバルと一線を画す」ためにブランド変更を計画しているとのこと。Huobi の幹部は同社のネイティブ HT トークンの問題には触れていないものの、同社の倒産のうわさと大規模なレイオフの発表を受けて、過去30日間で25%近く下落したことは注目に値する。
複数の問題に直面しているHuobi Korea
Huobi Koreaが親会社であるHuobi Globalから距離を置くことを決定した最も重要な理由の1つは、規制である。
2021年には、Huobi Globalの企業所在地の変更に伴い、規制に準拠するために取引所はすべての取引を5カ月間停止している。現在もHuobi Koreaで働く従業員によると、Huobi Koreaは”中国の取引所”というイメージを落とすことで、安全な「国内取引所」であることを証明したいと考えており、次のように語っている。
Huobi Globalは、特に『中国の取引所』というイメージのために、外国為替に苦しんできました。どこまでも安全な『国内取引所』であることを示そうとしていると解釈できる。