BitMEXはCEOの交代後すぐに全従業員の30%を解雇か

BitMEXが従業員の3分の1を解雇か

仮想通貨デリバティブ取引所BitMEXは、アレクサンダー・ヘプトナー(Alexander Höptner)CEO(最高経営責任者)辞任後、今度は従業員の約3分の1を解雇するとみられている事が分かった。

日本語訳:
過去12時間のニュースで、3つの大手仮想通貨企業が従業員を解雇しました。Galaxy Digitalは従業員の20%を解雇する予定です。BitMEXはスタッフの30%をレイオフする予定で、DCGはスタッフの10%をレイオフしています。

仮想通貨取引所BitMEXは、仮想通貨業界における従業員解雇の最新例として、従業員を30%削減することを計画している事が分かった。現在進行中の弱気相場は、多くの仮想通貨関連企業の解雇を引き起こし、セーシェルに本拠を置くデリバティブ取引所であるBitMEXも従業員削減を余技なくされている事が分かった。

まだまだ続く仮想通貨の冬に夜従業員解雇

中国のジャーナリストであるコリン・ウー(Colin Wu)氏によると、同社は全従業員のほぼ3分の1を解雇する予定とのこと。このニュースは、ヘプトナーCEOが同社にて2年の間指揮を執ったのちに辞任した1週間後に判明している。同CEOの公認には、現CFO(最高財務責任者)のスティーブン・ルッツ(Stephen Lutz)氏が就任する予定とのこと。

マイク・ノボクラッツ(Mike Novogratz)CEO率いるGalaxy DigitalもBitMEXとほぼ同時に人員削減を計画していることが報じられており、同社は50人から75人の従業員、もしくは全従業員の最大20%を解雇する可能性が報じられている。これまでに従業員解雇に踏み切った例として、Gemini やCryptoCom、Huobi、Coinbase、Bybit などが分かっている。

ただし、世界最大の仮想通貨取引所であるBinanceは、マイナスの現マクロ経済環境にもかかわらず、チームの拡大を決定した数少ない取引所の1つであり、注目されている。ジャオ・チャンポン(趙 長鵬:Zhao Changpeng)CEOは2022年6月、Binanceには“健全な軍資金”があることを保証し、クリプトウィンター(仮想通貨の冬)は新しいスタッフを採用するのに絶好の時期であると主張している。