メタバースにメキシコ初のショッピングモールが誕生

メキシコ発のメタバースショッピングモールが誕生

メキシコ初の、メタバースショッピングモール「Island Shopping Mall」が誕生し、同モールに80を超えるブランドが出店し、まもなく800を超えるブランドがホストされることが期待されていることが分かった。

10月27日(木曜日)、メタバースに、メキシコ発のショッピングモールが誕生。同モールには、いくつかのメリットがあり、その一つに、開発者の想像力が許す限り多くの店舗を収容できることが挙げられている。これは、メキシコの起業家がアイランドショッピングモールで思い描いたものであり、メキシコ初のメタバースモールとして誕生したとのこと。

このモールは、AppStoreまたはGoogle Playで入手できるアプリを介してモバイルデバイスからアクセスできる。現地メディアによると、両プラットフォームのユーザーは、ショッピングモールアプリケーションをダウンロードし、「オンラインで楽しい時間を過ごせる島の楽園」を通じて没入型の体験を楽しめるようになったという。なお、新仮想世界にアクセスするユーザーは、オンラインで購入し、島全体に分散したいくつかのショッピングセンターで割引クーポンや製品と交換できる宝石やコインを獲得可能とのことだ。

島のショッピングモールは大手ブランドの注目を集める

現在、80のブランドが正式に確認されており、それらはカテゴリーに分けられ、「新興ブランド」のための特別なホールが用意されている。

モールの立ち上げが確認されている主要ブランドには、Bath & Body Works、LA Colors、GOC、Bissú、Golden、LA Girl、Momiji、Pai Pai、Victoria’s Secret などの人気ブランドの名前が並んでおり、一部には個人スペースや共有スペースが用意されているという。Island Shopping Mall の開発者は、割引クーポンを専門とする英・大手企業The Savings Group Limitedと提携しており、アディダス、ナイキ、プーマ、Bershka、Guess、Apple、Levi’s などの 879 以上のブランドを統合したと述べている。これらのブランドの中には、すでにメタバースに足を踏み入れているものもあり、ナイキはNFT(非代替性トークン)とメタバースに焦点を当てた生産的なビジネス戦略を成長させ、Guessはメタバースストアを立ち上げたほか、Appleは最適なメタバースエクスペリエンスを作成するために独自ハードウェアを開発している。

メキシコとメタバースはデジタルイノベーションへの賭け

メキシコは、メタバースに大きく賭けており、222年9月、「Metaverse Mexico Bootcamp」が開催され、高い関心が寄せられている。

イベント期間中、専門家グループがメタバースのさまざまなビジネスモデルに関連するトレーニングを提供。仮想通貨採用を促進したほか、彼らはAR(拡張現実)とVR(仮想現実)のテクノロジーを使った講演や展示をしている。

Hellosafeの最新報告によると、メキシコのメタバース市場はラテンアメリカで最大の市場の1つに成長。13,000人を超える投資家がメタバース企業に資金を注ぎ込んでいる。Axie Infinity のAXSやThe SandboxのSANDなど、仮想通貨ゲームプロジェクトに関連するほとんどの仮想通貨は、時価総額が大幅に減少しているものの、Hellosafe は今後8年でメタバース市場が 670% 成長すると予測している。

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