AzukiがゴールデンスケートボードNFT8台を記録的価格で販売

Azukiがゴールデンスケートボードオークションを開催

Azuki(あずき)は、ゴールデンスケートボード(Golden Skateboard)NFT(非代替性トークン)オークションで、NFT8個を、イーサリアム(Ethereum/ETG)価格200ETH~309ETH、総額250万ドル(約3.7億円)を獲得したことが分かった。

日本語訳:
Azuki Golden Skateboardオークションの結果が出ました。
24時間以上の激しい入札 (特に最後の瞬間) の後、上位8人のゴールデンスケートボードオークションの勝者が決まりました。受賞者に心からのお祝いの言葉を贈りましょう!

最高落札はコレクターによって落札される

人気かつ優良NFTプロジェクトとして注目を集めているAzukiは、Golden Skateboard NFTオークションに8個をかけ、145 件の入札があり、最終的に販売価格200ETHから309ETH(40,308,000円~62,275,860円)で落札された事が分かった。

販売は、AzukiのTwitterアカウントで発表され、それらは物理的なバージョンと引き換えることが可能で、公式にはこれまでで最も高価なスケートボードとなった。これまでで最高価格をはじき出したスケートボードは、ジェイミー・トーマス(Jamie Thomas)氏とボブ・ディラン(Bob Dylan)氏の「Blowin’ in the Wind Skateboard」で、2012年12月時点で38,452ドルで(約570万円)の値がついている。

LooksRare(ルックスレア)によると、最も高価なボードは「dingaling」と名乗るNFT コレクターによって落札。同氏はすでに70に上るAzukiアバターを含むNFTの膨大なコレクションを保有しているという。同オークション終了後、同氏はAzukiコミュニティを「Twitterで今まで見た中で最もデゲン(※degen=「堕落する」の略語で、賭け事にどっぷりとはまったギャンブラーや、悪い賭け事に手を出すこと)なコミュニティ」と述べている。

Azuki Skateboard NFTは現物と引き換え可能

AzukiのクリエーターであるChiru Labsが主催するこのオークションでAzukiは、限定版のゴールデンスケートボードを宣伝。

24金で塗装された物理的なスケートボードと交換できるGolden Skateboardsシリーズは、カスタム設計され、精密にフライス加工された24Kゴールドで、完全コーティングされているとのこと。各ボードは完全に機能。同ボードは24 カラットの金メッキが施されており、重さは45ポンド(約20Kg)のため、試乗は進められないという。公式サイトによると、絶妙かつ詳細に描かれた金色のドラゴンと、Azukiの宇宙からの9つのユニークなエンブレムの1つが描かれているという。

NFT所有者が物理的なスケートボードを引き換えるには、NFTを燃やす必要があるものの、償還についてはいつでも可能で、スケートボードの設置は進行中である。また、Azukiはボードには分散型トラッキングチップ技術が搭載され、物理的裏付けのあるトークンが統合されることにも言及。スケートボードの独自性は、スケートボードに埋め込まれた物理的なチップによって保証される。さらに、これをスマートフォンを使ってスキャンすることで所有権を確認でき、ビーンチップトークンを使用して、新種のトークンを請求または作成できるとのことだ。