ACミランがMonkeyLeagueとNFTパートナーシップを締結
イタリアのサッカークラブACミラン(Associazione Calcio Milan)は、Web3ゲームのモンキーリーグ(MonkeyLeague)とNFT(非代替性トークン)パートナーシップを締結したと発表したことが明らかになった。
同クラブのサイト上の投稿で明らかにされたように、ACミランとモンキーリーグは契約の一環としてNFTゲームパートナーになり、さまざまなNFTを一緒に作成する予定とのこと。同クラブはイタリアのサッカークラブで、ヨーロッパで最も豊かな歴史を持つチームの一つであり、現在、同国最高峰のリーグであるセリエAの王者として君臨している。ACミランのキャスパー・スタイルズヴィグ(Casper Stylsvig)CRO(最高収益責任者)は、次のように述べている。
モンキーリーグとのパートナーシップを開始し、デジタルイノベーションの分野でわれわれのポジショニングを強化できることに興奮しています。モンキーリーグと提携する最初のサッカークラブであることを特に誇りに思っています。このゲームを世界中のサポーターに提供し、彼らのお気に入りのチームと関わるための新しい革新的な方法を提供します。
モンキーリーグはSolanaブロックチェーン上にて構築
モンキーリーグは、ユーザーがNFTベースのキャラクターでチームを作成、管理、他プレーヤーとの競争などによってリーグのランクを上げるWeb3サッカーゲームであり、Solanaブロックチェーン上に構築されている。
また、ゲーム内経済にはモンキーバックス(MonkeyBucks/MBS)と呼ばれる独自のネイティブトークンを使用しており、パートナーシップの一環として、ACミランをテーマにしたゲームアセット、ウェアラブル、特別なゲームトーナメント、共同マーケティングイベント、そしてクラブ選手がゲームをプレイテストするなど、その他多くの刺激的なイニシアティブが作成されるとのことモンキーリーグのマーケティング&パートナーシップ責任者であるオーレン・ラングバーグ(Oren Langberg)氏は、次のようにコメントした。
ACミランのようなサッカーの歴史を象徴するクラブと提携できたことは、われわれがゲームやゲームスタジオとして築いてきたもの、目指しているものを改めて証明するものです。また、Web2とWeb3の世界の架け橋となるわれわれの計画における重要なステップとなります。
このような仮想通貨やNFT関連のパートナーシップは、スポーツ界では目新しいものではなく、NEXTMONEYの2022年4月11日付特集記事「ACミランがBitMEXと提携:初の限定版3DNFTをリリース」で報じたように、ACミランは仮想通貨取引所のBitMEXとスポンサー契約を結んだばかりだ。