フォード・モーターはバーチャル・カーの商標でメタバース参入準備へ

フォード・モーターがメタバースへ参入

世界的に有名な米国自動車メーカーであるフォード・モーター(Ford Motor Company)は、USPTO(U.S. Patent and Trade Office=米国特許貿易局)に対し、米国の自動車ブランドの19件の商標出願を申請しており、交換可能なトークンとメタバースに向かって動き始めた事が分かった。

日本語訳:
フォードがメタバースに大きな動きを見せています!
同社は、すべての主要ブランドについて、次の計画を主張する19件の商標出願を提出しました。
▶️仮想の車、トラック、バン、衣類
▶️ NFTのオンラインストア

フォードがメタバースとNFT(非代替性トークン)やWeb3エコシステムに参入したのは、フォード・モーターのジム・ファーリー(Jim Farley)CEO(最高経営責任者)と、同社のビル・フォード(Bill Ford)エグゼクティブチェアマン率いており、同社経費を削減するために大量のレイオフ(人員削減)を実施後に行われたものである。

フォード・モーターはデジタル商品やエンターテインメントサービスへ

USPTOに提出された文書によるとフォード社はSUV、バン、自動車、トラックをNFTでダウンロード可能なテキスト、アートワーク、ビデオ、およびオーディオ ファイルで提供することを計画しているとみられている。

さらに同社は、自動車、トラック、SUV、バン、ギア、衣類、車両の付属品や部品など、主に仮想世界でダウンロードして使用できる仮想商品も提供していく予定とみられる。また、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)を介し、仮想自動車のオンライン展示会を開催することも計画している。申請された商標に基づき、同社は特定のオンラインマーケットプレイスでNFTを提供したうえで、Ford、Troller、Lincoln の下で仮想の車や衣料品を販売できるとのこと。USPTO のマイク・コンドウディス(Mike Kondoudis)公認商標弁理士は9月7日(水曜日)に発信されたツイートで、フォード・モーターが Lincoln、Mustang、Explorer、Bronco、F-150 Lighting などの傘下の自動車ブランドをカバーする19点に上る商標出願を提出したと発表した。

シボレーやランボ、ベントレーの後を継ぐフォード

フォード・モーターは、2022年6月、ライムグリーン色のコルベットZ06NFTをフィーチャーしたNFTイベントを主催したシボレーのような他の米国自動車大手のリードに続く自動車会社として歩みを進めている。

シボレーのオークションは、世界的人気のNFTマーケットプレイスSuperRareで開始され、開始時の入札価格はETH206に設定され、シボレー社による積極的なマーケティングとプロモーションにもかかわらず、オークションでは入札がゼロになったりもしている。これに先立ち、それぞれのNFTコレクションをすでに発売しており、ヒュンダイ(現代自動車)、トヨタ自動車日産自動車などの他の自動車ブランドも、メタバースと NFT市場に参加する計画を発表している。

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