インドのインフルエンサーグループがブロックチェーンフォーラムを立ち上げ
国としてのインドは、仮想通貨取引きについて複数の規制上の課題に直面しているものの、進化するグローバル産業に遅れずについていくために、主要なインフルエンサーグループがインド ブロックチェーンフォーラムを立ち上げた事が分かった。
インド・テランガーナ(Telangana)州の政府職員は、インドをWeb3.0セクターのグローバルハブにするというビジョンを掲げ、ハイデラバード(Hyderabad)県にブロックチェーンフォーラムを立ち上げ、約40人の主要インフルエンサーがフォーラムに参加している事を明らかにした。また、同フォーラムについては、メタバースやCBDC(中央銀行発行デジタル通貨)などのセクターで特別利益グループを構築することを目的としているほか、効率的なブロックチェーンの採用に関する政策立案にも関与することを目的との事。
全国にコミュニティの章を作成することを目指す
同州政府職員は、Web3.0規制サンドボックスを発表する事を明らかにしている。
Web3.0規制サンドボックスにより、同フォーラムはトークン化、NFT、およびその他のプロジェクトに関するソリューションを作成できるとのこと。同サンドボックスにより、規制当局や政策立案者を含む利害関係者間の連絡を構築することも可能とのこと。さらに同フォーラムは、Web 3.0 に関する認識を高めるために、全国にコミュニティの章を作成することを目指しており、学界や複数研究機関と手を組む用意があると語っている。なお、同フォーラムは利害関係者にメンバーシップを開放する事により、世界最大のWeb3.0コミュニティを作成するというミッションが開始されるとのこと。
インド政府は新技術を支持か
インド政府とRBI(Reserve Bank of India=インドの中央銀行にあたるインド準備銀行)は、インド国内でのデジタル資産の使用について躊躇(ちゅうちょ)する姿勢を見せ続けている。
A noteworthy feature of current situation is overall resilience of Indian financial institutions, which should stand economy in good stead as it strengthens its prospects. This reflects a combination of good governance and risk management practices..: RBI Governor Shaktikanta Das pic.twitter.com/xASMqv3ePv
— ANI (@ANI) June 30, 2022
現在の状況の注目すべき特徴は、インドの金融機関の全体的な回復力です。これは、経済がその見通しを強化するため、良好な状態を維持するはずです。これは、優れたガバナンスとリスク管理慣行の組み合わせを反映しています..: RBI 総裁:シャクティカンタ ダス
その姿勢は、テラ(Terra/LUNA)の崩壊によって政府当局者の声はより強くなっている状況だ。以前、RBI総裁は、この資産クラスは完全に危険であり、市場に新たに出現するリスクに注意する必要があると警告している。しかし同州政府職員は、関連技術が大きな可能性を秘めていると語っており、Web3.0が金融セクターを支え、業界に吸収されるはずだと語っている。