銀行や規制当局は仮想通貨業界のスピードに追いつけない

仮想通貨業界は早すぎて既存金融機関はついていけない

仮想通貨業界は、従来の金融業界の銀行や規制当局と比較し、驚異的なスピードで動き続けており、加えて業界全体の需要が高いため、仮想通貨専門家を雇うことさえ大きな障害となり、目まぐるしく移り変わっていく仮想通貨行基のスピードに追い付けていないことが分かった。

既存の銀行や規制当局にくわえ、その他のインフラストラクチャーが好きかどうかにかかわらず、仮想通貨は「金融」を変え続けており、仮想通貨ビジネスは驚異的な速度で変化し続けており、規制当局の落ち着いたペースは当局らが追いつていない・つけないことを意味している。実際、仮想通貨の変化に対応するスピードはあちらこちらで障害に直面している。

仮想通貨を規制する人材の不足

SEC(米国証券取引委員会)は、膨大な量の仮想通貨会社とそれらが採用するさまざまな技術が規制当局に最大限の負担をかけており、現在、採用を急いでいると言われている。

つい最近、欧州の銀行規制当局であるEBA(European Banking Authority=欧州銀行監督局)の会長が、仮想通貨の監督と規制の施行に必要な専門家の調達について懸念を表明。EBAのホセ・マヌエル・カンパ(Jose Manuel Campa)氏は、次の3年の終わりまでに、暗号が開発され、予想できないほど多くの分野に拡大し、執行するために自由に使える暗号の才能を持たなくなることを心配している事を明らかにしている。

あまりにも遅れている規制当局

業界の規制はまだ準備が整っておらず、古い法律が浸透しすぎた規制当局に、流れを変えるテクノロジーを規制するための新ルールの定義を求めるのは、難しい事とみられている。

SECのゲイリー・ゲンスラー(Gary Gensler)委員長は、前世紀の初めに施行された証券法に立ち返り続けており、仮想通貨業界全体を拘束し続け、既存の金融機関と同じように行き詰まらせ、動きを鈍化させている。大手仮想通貨取引所や貸付プラットフォームが発見しているように、現在の規制環境内でビジネスを行う既存銀行や金融機関は、彼らが宝物を見過ごしているように見え、今後その方針を規制当局が十分な速さで成長できることが期待されている。

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