スナチャ(Snapchat)でユーザーがNFTを紹介できるように

SnapchatでユーザーがNFTを紹介できる計画を検討

スナチャで広く知られる画像・動画の投稿アプリのSnapchat(スナップチャット)はユーザーがアプリでNFT(非代替性トークン)を紹介できるようにする提案を検討していることが分かった。

ソーシャルメディア企業が仮想通貨の冬の危機にもかかわらずインフルエンサーとそのファンを募集する手段としてデジタル収集品に頼るにつれて、SnapchatはユーザーがアプリでNFTを紹介できるようにする提案を検討。Financial Timesによると、この機能は現在準備中であり、8月にリリースされる可能性が高いとのこと。アーティストは、新しい機能を使用して、NFTを現実世界の背景に重ね合わせられるSnapchat拡張現実フィルターに変換でき、この機能を正式に導入する前に、同社は選出されたクリエイターグループで試す予定とのこと。

Instagramは5月に、プロデューサーの選択されたグループがフィード、ストーリー、メッセージにNFTを表示できるようになると述べ、同等の機能セットは、先月、米国の少数のユーザーを対象にFacebookによってテストされたほか、デジタルアバターを購入できるReddit独自のNFTマーケットプレイスが始まるなど、最近になってNFT関連の動きが加速している。

競争力を維持したいソーシャルメディア企業

Metaが特にVR(バーチャルリアリティ:仮想現実)に焦点を当てていることを考えると、主要ソーシャルメディアプラットフォームはすべて、市場シェアを獲得して競争力を維持するために新しいテクノロジーを組み込む方向に向かっている。

SnapchatによるNFTテストのニュースは、プレミアムメンバーシップサービスであるSnapchatPlusが導入されてからわずか数日後に報じられている。同社が7月21日(木曜日)の四半期の決算を発表の際に追加情報が出るのではないかと期待されている。

デジタル収集品の需要は2021年に急増し、小売投機に主に利用される400億ドル(約5兆5,477億円)の世界市場を生み出したが、熱が薄れはじめると、過去2カ月間で仮想通貨クラッシュが拡大し、価格が下落している。

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