StepN値下げはもうすぐか、中国の規制政策が影響を与える可能性

中国を拠点ユーザーを禁止するStepN

M2E(Move-to-Earn:歩いて稼げる)アプリStepNによる中国本土のユーザーへのサービス停止が間近に迫っており、中国政府による規制政策によってStepN(GMT)および関連するグリーンサトシトークン(Green Satoshi Token/GST)価格に影響をおよぼす可能性がある事が分かった。

StepNの経営陣による中国拠点のユーザーアカウントへのサービス停止期限は、7月15日(金曜日)に予定されており、発表の中で同チームは、設立以降、中国本土での事業に従事しておらず、常にコンプライアンス義務を非常に重要視してきたと述べている。7月15日の中国拠点ユーザーへのサービス停止は、GMTの価格に大きな影響を与える可能性があり、仮想通貨取引所Huobiの中国からの撤退は、その収益に大きな影響を与えた。中国政府による仮想通貨禁止規制により、同取引所は数百万件の中国拠点ユーザーアカウントを削除し、同取引所の収益に大きな打撃を与えたと考えられている。

中国拠点ユーザーへのサービス停止後の価格

トレーダーコミュニティもStepN の7月15日の締め切りを注意深く見守っており、トレーダーのアフマド・マナスラ(Ahmad Manasrah)氏は、中国の口座が清算された後、GMT価格が下がると予想していると述べている。

同氏は、GMT価格が0.70ドル(約96円)前後にまで価格が下がると予想しており、次のように語っている。

7月15日、GMTは中国本土に拠点を置くすべてのアカウントをクリアします。これが市場にどの程度の影響を与えるかはわかりません。しかし、技術的な観点からは、価格は0.70ドルに下がると予想しています。

5月26日に発表された後、GMT価格は1.20ドル(約164.5円)から0.80ドル(約109.7円)のレベルに大幅に下落。CoinMarketCapによると、7月11日(月曜日)14時の時点で、GMT価格は121.74円(0.8825ドル)、前日同時刻比-9.85%、1週間で-10.92% 、時価総額は730億円強となっている。

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