コカ・コーラがプライドシリーズNFTの発売へ
世界的に有名なコカ・コーラの飲料会社は、LGBTQIA+コミュニティを祝ってプライドシリーズNFTコレクションを発売すると発表した事が分かった。
各NFTは独自のものであり、“コミュニティのメンバーに色で満たされた光を当て、愛のメッセージを広める”ことを目的としており、136の限定版として販売される。今回のNFTコレクション発売に際してコカ・コーラは、南アフリカ出身のファッションデザイナーであるリッチ・ムニシ(Rich Mnisi)氏とコラボし、LGBTQIA+の権利を擁護。さらに同ムニシ氏のアートワークが「アイデンティティとコミュニティの概念に限界を押し広げている」と語っている。同氏のコカ・コーラプライドコレクションのアートワークは、エネルギーを破壊することはできないという永続的なアイデアに触発されているとして次のように語っている。
愛も似ています。それは、情熱、暗闇、信頼、悲痛など、いくつものものになる可能性がありますが、常にそこにあります。
ポリゴンネットワーク上の136のNFT
ムニシ氏とコカ・コーラは、現在ポリゴン(Polygon Network/MATIC)で136のNFTの作成に協力していく。
一部のNFTはすでにOpenSeaにリストされており、Coca-ColaPrideシリーズNFTの最低価格は1Ethereum(※7月4日12時半時点での価格で約142,000(1,052ドル)円前後 CoinMarketCap調べ)となっている。
NFT売上高はLGBTQIA+フォーカスチャリティーに寄付へ
コカ・コーラは、各NFTが「コミュニティの色の全範囲を放射し、愛のシンプルなメッセージを広めることによって可視性を高める」ことを期待して、アートを委託している。
さらに、NFT初販売の収益はすべて、LGBTQIA+コミュニティにサービスを提供する慈善団体に寄付され、最初の12カ月間、収益はムニシ氏が選んだLGBTQIA+チャリティーであるOUTに直接寄付される。この団体は南アリカで2番目に古く、LGBTQIA+コミュニティに身体的および精神的なヘルスケアを専門的に提供している団体である。