ProSharesShortETFが記録的速度で2番目に大きいビットコインファンドに

ProSharesShortETFが2番目に大きいビットコインに

過去のビットコインETF(Exchange Traded Funds=ビットコイン上場投資信託)の成功により、6月21日(火曜日)にProSharesより発売開始されたショートビットコインETFは期待され、1週間未満で予想を上回り、記録的速度で2番目に大きいビットコインファンドに成長した事が分かった。

arcane research「ProShares short BTC ETF becomes second-largest U.S BTC ETF in just four days」より画像引用

米国市場で運用されているビットコインETFは数多くあり、最大のものはProSharesによって運用されている。これにより、ProSharesはビットコインETFに関してその優位性を確立し、市場に別のビットコインETFを立ち上げるために急落。ETFのパフォーマンスを考えると、これは正しい動きであった事がうかがえる。

ProShares Short Bitcoin ETF(BITI)は、6月21日(火曜日)に発売され、このETFはデジタル資産に長期間さらされることを望んでおらず、同分野で受け入れられている投資家のみを対象としているものである。開始当初はゆっくりの成長であったものの、流入は急速に増加し、発売から6日後の月曜日までにETFは約939BTCにまで急伸している。

CoinSharesのレポートで指摘されているように、ProShares Short Bitcoin ETF(BITI)は1週間の短いビットコインへの流入を構成し、ETFを米国で2番目に大きいものに押し上げた。流入により、米国で2つの最大のビットコインETFを処理する同社は、6月27日(月曜日)時点で、ProShares Bitcoin ETF、BITOで32,700を超えるBTCとなっている。

大口投資家にチャンス

ETFを承認するSEC(米国証券取引委員会)によって長い間待たされてきたが、ProShares Short Bitcoin ETFは、短期的に仮想通貨に賭ける機会を提供し、市場を切望すること、そしてそれをショートさせることの間の良いバランスを提供している。

市場は他のビットコインETFに対する評決についてSECに目を向けており、Bitwiseは、ETF申請に対して規制機関によって課された多数の拒否に続き、スポットベースのETFを提出。ネガティブになる可能性が高いものの、すぐに決定が下される事が予想されている。

SECがビットコインスポットETFの申請を拒否したことは、過去にコミュニティ内で怒りの感情が噴出しており、Bitwise ETFが拒否された場合、さらに多くの批判が予想されている。ただし、ProShares Short Bitcoin ETFの承認は、市場がスポットベースのETF承認に近づくにつれ、正しい方向への一歩を示していると言える。