MetaMaskアクティブユーザー3,000万人超える
イーサリアム(Ethereum)を専門に扱うブロックチェーンソフトウェア技術を提供するConsenSys(コンセンシス)は、イーサリアム系ブロックチェーンの通貨やNFT(非代替性トークン)を一括で補完・管理できるソフトウェアウォレットMetaMaskの非保管仮想通貨ウォレットの月間アクティブユーザー数が3,000万人を超えたと発表。これに伴い、Metamskは、DAOとトークンの立ち上げを検討している事が新たに判明した。
In January @MetaMask broke 30M monthly active users accessing Web3 applications, a 42% increase in 4 months.
— ConsenSys (@ConsenSys) March 15, 2022
1月MetaMaskに、Web3アプリケーションにアクセスする月間アクティブユーザー数が3,000万人に達し、4カ月で42%増加しました。
MetaMaskがDAOとトークン立ち上げを検討
過去4カ月で、MetaMaskの非保管仮想通貨ウォレットアクティブユーザー数は42%増加しており、2021年4月と比較して約6倍に増加しており、同社は声明の中で、次のように語っている。
グローバルユーザーベースは、MetaMaskを利用して、NFTを作成・収集し、DAOに参加し、DeFi(Decentralized Finance=分散型金融)プロトコルに参加しています。米国、フィリピン、ブラジル、ドイツ、ナイジェリアは、MetaMaskの最も活発な市場の一部です。
ConsenSysのCEOがトークンの販売を示唆
ConsenSysは、2022年後半に予定されているMetaMaskの大幅な再設計を含め、シリーズDの資金調達ラウンドで4億5,000万ドル(約534億円)を調達している。
ConsenSysは、NEXTMONEYの222円2月7日付け特集記事「ConsenSysがMyCryptoを買収:MetaMaskパートナーシップの強化とWeb3エクスペリエンス強化へ」で報じたように、MetaMaskパートナーシップの強化とWeb3エクスペリエンス強化を視野に買収している。
ConsenSysのCEOであるジョセフ・ルービン(Joseph Lubin)CEO(最高経営責任者)は、仮想通貨メディアへのコメントで次のように語っている。
私たちはすぐに立ち上げる素晴らしいユーザーインターフェースを持っています。MetaMaskのコンテキストで現在形成されているDAOがあります。これは、MetaMaskを管理しませんが、MetaMaskの新しいピースの作成に資金を提供することを可能にします。
ConsenSys側は、MetaMaskがそのトークンを持っていることを再確認。2021年11月、ConsenSysのリーダーであり、2番目に大きい仮想通貨の共同創設者であるルービン氏は自社の非管理ウォレットMetaMaskがトークンを発売する可能性があることを初めて示唆している。