AppleがiPhoneでの仮想通貨マイニングアプリを禁止
世界中のユーザが幅広く使用しているApple(アップル)は11日、同社が開発した製品であるiPhoneなどの端末で仮想通貨のマイニングを行うアプリを提供することを禁止しました。
この発表は同日の11日に更新されたアプリ開発者向けのガイドラインの中で明らかになり、「提供するアプリおよびアプリ内で表示される広告が、仮想通貨やそれらの関係のないバックグランドのよって急速にバッテリー消耗させて、デバイスに不必要な負荷をかけるべきではない」とし今回の発表に至りました。
公式発表:https://developer.apple.com/app-store/review/guidelines/
仮想通貨マイニングは様々な手法を使用し、ビジネスとして急激に人気が上昇しています。
ですが、マイニングには膨大な計算能力と電力を要するため、マイニングを行う際にユーザー高額なグラフィックスカードを購入したり、iPhone・iPadなどのデバイスを活用して大規模なオンラインネットワークを活用し第三者にマイニングを自動的に行わせたりしています。
Appleが、仮想通貨アプリに関する同社のポリシーやルールを明確に発表したのはこれが初めてであり、仮想通貨市場の急激な人気の上昇に伴う判断であることが予想されます。
米CNETはAppleに直接コメントを求めたが、回答は得られず、仮想通貨の成長とアプリケーションは今後の切っても切れない関係にあると思われます。
GoogleとAppleにアプリの覇権は取られているので、両社がどのようなマーケティングを仕掛けてくるのかこれからが楽しみです。