アディダスがCoinbaseとTheSandboxとのパートナーシップを締結

アディダスがCoinbaseがTheSandbox

アディダス(Adidas)が、大手仮想通貨取引所Coinbase、メタバースプレイグラウンドのTheSandboxとのパートナーシップを締結した事が分かった。

パートナーシップの詳細は限られており、大手アパレルスポーツブランド仮想通貨とブロックチェーンテクノロジー初の市場進出の動きは、アディダスの「メタバースアパレル」への最初の一歩となる可能性がある。これは、これまでハイファッションブランドを介して主に取り組んできたトピックの増加と言えそうだ。

アディダスがレースアップ

Adidas Originalsアカウントからのツイートにより、今後の予定が少し見えたものの、詳細はまだほとんど明らかにされていない。

日本語訳)
coinbaseと提携しました。
おそらく何もありません。

Coinbaseが最近NFTに重点的に取り組んでいることを考えると、今回締結したパートナーシップの範囲はNFTに焦点を当てている可能性が高いと推測できる。NFTの知的財産は、仮想通貨コミュニテの中でホットトピックとなっており、実生活で消費者は、一般的な無名ブランド商品より割高で購入し、結果、ブランド名に料金を支払っているが、同じことがメタバースにも当てはまる可能性がある。今後の展開や戦略によっては、単純なアディダスのメタバース関連収集品でさえプレミアム金額が要求される可能性も十分にあり得る。

Coinbaseとアディダス間のコラボレーションは支払いにも根ざしている可能性があり、おそらくアディダスショッピングエコシステムに何らかの仮想通貨支払いの統合をもたらす可能性があるという憶測もなされている。

メタバースが活況を呈している

Coinbaseの発表は、最近のSandboxのツイートによって先行されていた。

このツイートは、TheSandboxの144区画のAdidasOriginalsスペースにハイパーリンクされていた。

日本語訳)
ねえadidasoriginals、不可能はメタバースには何もない。元の思想家や実行者全員に未来を一緒に設計するように勧めたらどうなるでしょうか。

アディダスの動きは、「ナイキランド」と呼ばれる仮想ブランディングのためではあるものの、ナイキ(Nike, Inc.)には常に後れを取っている。ナイキは、米国特許商標庁との最近のいくつかの要求を含む、特許に関するかなりの申請をすでに実行しており、ブランドがNFTとメタバースでの存在感を高めている可能性があることを示唆している。なお、ナイキは2019年後半に「CryptoKicks」の特許を最初に取得している。