ジャック・ドーシーのSquareがビットコインDEXのホワイトペーパーをリリース

SquareがビットコインDEXのホワイトペーパーを公開

サンフランシスコを拠点とする金融サービスおよびデジタル決済会社Square(スクエア)は最近、ビットコインDEXのホワイトペーパーを11月19日(金曜日)にリリースしたことが分かった。

プロジェクト開発者の1人が投稿した公式声明によると、新しく設立されるビットコインDEXは、tbDEXと呼ばれる分散型取引所(DEX)プロジェクトであり、法定紙幣とビットコインの間のギャップを埋める事を目的としているとのこと。

8月に人気のマイクロブログプラットフォームであるTwitterの所有者でもあるSquareのジャック・ドーシー(Jack Dorsey)CEO(最高経営責任者)は、Squareの新開発部門であるTBDを介してビットコイン中心のDEXを構築する意向であることを明らかにしていた。

tbDEX信頼できる取引の仕組みを構築

仮想通貨およびビットコイン(Bitcoin/BTC)は近年、高い人気を誇っているものの、多くの人々は依然として法定通貨で給料を受け取り、商品やサービスの支払い、税金の支払い、その他の多くも法定通貨でやりとりしているという現状がある。

tbDEXは、複数のプラットフォームを経由せずに、法廷通貨を自由市場でビットコインに簡単に変換する方法をユーザーに提供することで、仮想通貨の市場での活躍の場を広げる狙いがある。同プロジェクトのホワイトペーパーには次のように記載されている。

tbDEXプロトコルは、個人が仮想通貨イノベーションの恩恵を受けることを可能にする、ユビキタスでアクセス可能なオンランプとオフランプを作成することを目的としています。ネットワークへのアクセス許可やアクセスを制御するためにフェデレーションに依存せず、ガバナンストークンも存在しません。代わりに、tbDEXプロトコルを使用すると、参加者は信頼できるサードパーティに相互に自発的に依存してカウンターパーティを保証できます。

つまり、当事者が相互に合意した第三者を取引に参加させて、取引の相手方を検証するためのオプションも提供しているため、信頼して取引ができる仕組みだ。

また、匿名性が高いなどの理由でリスクの高いトランザクションには高い取引手数料が課せられ、匿名性が低くリスクの低いトランザクションについては安い手数料で取引ができる。実際、一部の分散型プラットフォームがこの直接的な法定通貨からビットコインへの交換を提供している事は事実であるが、交換に伴う仮想通貨取引所でのアカウント作成や、手続きの複雑さにより、仮想通貨業界への新規参入を妨げる原因になっている。Squareが提案するビットコインtbDEXの具体的なリリース時期などは明らかになっていないが、ホワイトペーパーのリリースで実現に一歩近づいたと考えられる。

なお、Squareでは現在、新しく作成されたTBD公式Twitterアカウントにて、今回公開したホワイトペーパーに関する意見を広く募っている。