ポリシー違反により、YouTubeがアンソニー・ポンプリアーノ氏のチャンネルをBAN

人気仮想通貨インフルエンサーのYouTubeチャンネルがBAN

有名ビットコインインフルエンサーのアンソニー・ポンプリアーノ(Anthony Pompliano)氏は、YouTubeのポリシー違反により、チャンネルがBANされたことが明らかになった。

人気の仮想通貨愛好家であるポンプリアーノ氏が、YouTubeのポリシーに違反したことによりチャンネルをBANされたとのことだが、具体的にどのようなポリシーに抵触したのかは明らかにされていない。

YouTubeのプラットフォームガイドラインには、深刻な虐待の1つのケース、または悪意のある表現、嫌がらせ、なりすましなどのコンテンツを投稿するアカウントのチャンネルを削除する権利があると記載されている。しかし、同氏の最近の動画投稿を確認しても、YouTubeのポリシーに抵触する疑いがあるような動画は投稿されていないことから、波紋が広がった。

YouTubeは過去に間違ってBANした過去あり

ポンプリアーノ氏はアカウントのBANまでの経緯について、以下のように説明している。

YouTubeは最初、ビットコインに関するインタビューのコンテンツは有害かつ危険であると警告内容をメールで送ってきました。その後、ほとんど時間が経たずにチャンネルを削除したという内容の2通目のメールが届きました。

YouTubeは、過去に誤っていくつかの仮想通貨インフルエンサーのアカウントをBANしていることもあり、同氏のアカウントについてもYouTube側のミスである可能性が指摘されている。さらに同氏の他にも、仮想通貨関連のYouTubeを投稿しているアカウントがBANされていることが確認されており、同氏と同様にサポートの回答を待っている状況だ。

以前、YouTubeはプラットフォーム上の仮想通貨関連コンテンツをターゲットに、有害なコンテンツとしてラベル付けしていた過去がある。実際、YouTubeは、COVID-19パンデミック周辺の健康に関する誤った情報に関連するビデオを意図的に削除しており、2020年2月以降、コロナウイルス情報に関連した100万本以上の動画を削除したと発表された。

今回の一件についても、仮想通貨関連のコンテンツを意図的に削除しているのではないかとの憶測も立っているだけに、今後YouTube側がどのような説明をするのか注目されている。YouTubeのような一元化されたプラットフォームに依存する危険性を指摘する声もあり、先週、Facebook、Instagram、WhatsAppが約6時間オフラインになったことも問題として指摘されている。