GMOコイン、仮想通貨BATの取扱開始

GMOコイン、仮想通貨BATの取扱開始

仮想通貨取引所GMOコインが3月18日、同社が提供する販売所サービスで、分散型ブラウザ「ブレイヴ」の独自仮想通貨「BAT(ベーシックアテンショントークン)」の取り扱いを開始すると発表した。BATが国内の取引所に上場するのは、GMOコインが初めてで、普及に期待がかかる。

BATは、プライバシー重視の次世代型ブラウザ「ブレイヴ」上で使用される、イーサリアムベースの仮想通貨。ブレイブは、ウェブサイトを閲覧する時、広告の表示や個人情報の送信など、不要なプログラムをブロックすることで高速かつ安全にネットを利用できることで人気を博しており、今月には1日当たりのアクティブユーザーは400万人を超えている。

BATは、ブレイブのブラウザ上での広告表示を許可して広告配信を受け取る際の対価として受け取ることができるほか、WEBサイト上のコンテンツクリエイターに対して寄付する際などにも利用することになっている。しかし、日本では、ブレイヴを利用してもBAPというBATと同等のポイントしか受け取ることができなかったが、GMOコインへの上場によって対応が変わる可能性がある。

ブレイブを開発したブレイブ・ソフトウェア社は3月10日、BATをギフトカートと交換できるサービスを発表。獲得したBATを実生活に利用できるシステムの構築に努めている。(対象:Uber、Starbucks、Xbox、Playstation、Hulu、Amazon、Appleなど 寄付:赤十字社)