休止ウォレットで失われる可能性のあるビットコインは全体供給の34%にのぼる

失われる可能性のあるビットコインが全体の34%に

失われたり長期保持されたビットコインの総量が、現在のビットコインの供給量の34%資格に上る事が調査会社の調査によって判明した。

オンチェーン市場分析会社のGlassnode(グラスノード)は、長期ビットコイン保有者または潜在的に失われたビットコインの合計量が33.96%に達したことを公表。これらの合計金額は、ウォレットに保持されている7,131,084BTCであり、その総額は、(CoinMarketCap調べ)39兆4,377億円を超える。Glassnode社は最近、投資家がビットコイン投資を撤回するにつれ、ビットコイン取引所の流出が8月まで流出の支配に戻ったことを強調。

ツイートは、「市場は昨年、為替フローの支配のいくつかの段階を経て移行し、流出の支配は2020年後半に最後に見られた」と述べた。

ビットコインは5万ドル突破に苦労

ビットコインは現在、50,000ドルの壁を突破するのにしばらく苦労していた。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、8月23日付のビットコイン価格を見てみると、1BTC=5,50万円(50,160ドル)台前半を推移しており、前日同時時刻比で2.74%、1週間で5.25%の上昇を見せており、時価総額も103兆7,874億円を超え、ようやく5万ドルの壁を突破した。

ビットコインは8月だけでも19%以上上昇しており、価格は過去31日間だけで65%以上も上昇しているものの、8月は、潜在的に失われた、または長期の保有者にとって過去5カ月で最高レベルであることが証明されただけでなく、ビットコインの交換流出急増は、仮想通貨価格にとって有利であることが証明された

ビットコインETF

投資運用会社は、ビットコインETFの承認を求めているものの、SEC (米国証券取引委員会)は、ETFの承認に関して長らく足を引っ張っている状況が続いている。

NEXTMONEYの特集記事「VanEckとProSharesがETH先物ETFファイリングから撤退」でも報じたように、ETF申請を取り下げの発表をした企業が出てくるなど、ETFの承認はなかなか前進していないのが現状ある。

VanEckとProSharesがETH先物ETFファイリングから撤退

2021.08.23