北米のマイニング企業のMarathonが、130億円を超えるBTCマイニングマシン契約

MarathonがBitmain に130億円相当のマイニングマシンを発注

北米最大のビットコインマイニング企業の1つMarathon Digital Holdings Inc.(マラソン)社が、1億2,070万ドル相当分のマイニングリグの購入契約をBitmain社と結んだことを発表した。

Marathonは、2022年1月~2022年6月の間に新たに30,000台に上るマイニングマシンがBitmainから出荷されると予測している。すべてのマイニングリグは完全配備され、運用されていおり、Marathonのすべてのマシンが配備された場合、会社のハッシュレートはビットコインネットワークの合計ハッシュレートの約12%に相当し、2021年8月1日時点で約109 EH / sに上っており、Marathonのフレッド・ティール(Fred Thiel)CEO(最高経営責任者)は次のように語った。

ネットワーク全体のハッシュレートに占める割合を増やすと、ビットコイン獲得の可能性が高まり、新たなマイニングリグを追加するのに最適な時期だと考えています。新たな注文により、操業は30%増加し、約133,000台のマイニングリグとなり、すべてのマイニングマシンが完全配備されると、マイニング事業は世界でも最大規模になります。


Marathonは買収したマイニング業者をテキサスでホスト

Marathon社は公式声明の中で、今回の30,000台に上るマイニングリグの契約は、Antminer S19JProマシンが対象だと述べている。

ラスベガスを拠点とする同社は、中国のマイニング企業が北京からの厳しい規制によって事業を縮小している今、北米でビットコインマイニング投資を推進している企業の1つで、2021年5月に、新しく買収したマイニング業者をテキサスにあるComputeNorthの300メガワットのデータセンターでホストすることで合意している。

一方、北京を拠点とするBitmainは、マイニング設備を販売することに異論はなく、公式サイトによると、ブロックチェーンマイニング市場で、数十億の特定用途向け集積回路(ASIC)マイナーを出荷しており、世界市場の75%を占める企業であると主張している。ASICマイナーは、ビットコインやその他の仮想通貨をマイニングするために設計された電気回路である。

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