国内仮想通貨取引所のコインチェックが今年夏にもIEOを実施へ

コインチェックがIEOを今年夏にも実施へ

国内仮想通貨取引所のコインチェック(東京都渋谷区、蓮尾聡代表取締役:関東財務局長第00014号、平成31年1月11日登録済み)が5月31日(月曜日)、ブロックチェーン関連企業のHashpaletteのIEO(Initial Exchange Offering=ブロックチェーンプロジェクトの発行するトークンを、仮想通貨取引所によって直接運営し、先行販売する資金調達法)を2021年夏に実施予定であることを正式に発表した。

コインチェックは2020年8月、コインチェックと、マンガアプリを運営する、Hashpaletteが、日本初のIEOの実現に向け共同プロジェクトを発足しており、これが実を結ぶ結果として今回の発表がある。なお、今回のIEOにてコインチェックは、Hashpaletteが2021年3月にテストネットをローンチした、NFT(非代替トークン)特化ブロックチェーンPalette(パレット)のユーティリティトークン「PLT」を販売する予定とのことだ。

コインチェックがIEOに関する情報をサイトで公開

コインチェックは、IEOに関する情報について、自社サイト上で公開している。

Coincheck IEO より画像引用

公式サイトには、Coincheck IEOについて、「コインチェックが、企業・プロジェクトによるトークン発行を通じた資金調達を支援すること」と明言している。同IEO参加者は企業・プロジェクトを支援し、トークンを取得でき、取得したトークンは売買やさまざまなサービスに利用することが可能だ。

第一弾はPaletteの次世代コンテンツ

今回コインチェックが発表したIEOの発行体については、冒頭で少し触れているが、Hashpaletteが開発を進めているNFTプラットフォームのPaletteである。

IEO公式サイト上にはすでに、マンガ、アニメ、スポーツ、音楽などの次世代コンテンツとして、日本発コンテンツのグローバル発信の強化を行うコンソーシアム型ブロックチェーンプラットフォームであり、NFTを利用したコンテンツ流通に最適化されたブロックチェーンネットワークとのことだ。

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