CMEグループ、マイクロビットコイン先物を正式に販売

CMEグループがマイクロビットコイン先物を正式に販売へ

シカゴマーカンタイル取引所(CME)が、最新のビットコイン(Bitcoin/BTC)デリバティブ製品を正式に発売した事を発表した。

CMEグループのエクイティインデックスおよびオルタナティブ投資商品のグローバル責任者であるティム・マックコート(Tim McCourt)氏は、この新商品について、次のようにコメントした。

1BTCの1/10サイズで、マイクロビットコイン先物は、機関から洗練されたアクティブなトレーダーまで、幅広い市場参加者にビットコインのエクスポージャーを微調整し、取引を強化するための効率的で費用効果の高い方法を提供しますCMEグループの標準的なビットコイン先物のメリットを維持しながら、戦略を立てます。

 

マイクロビットコイン先物契約の概要

マイクロビットコイン先物契約は0.1BTCの価値があり、トレーダーにデジタル通貨の価格リスクをヘッジするための追加ツールを提供する。

TDアメリトレード先物と外国為替のマネージングディレクターであるJ.B.マッケンジー(J. B. Mackenzie)氏は、マイクロビットコイン先物は仮想通貨投資の2大問題、である「高コスト」と「規制された環境」に従事したいという願望に対処する商品であると述べている。

CMEグループ2021年3月30日に、当NEXTMONEYの特集記事「CMEグループ、5月にマイクロビットコイン先物開始計画を発表」で報じたように、小規模な契約に対する需要の高まりを理由に、マイクロBTCデリバティブ製品を発売する意向を最初に発表していた。

CoinMarketCapより画像引用

CoinMarketCapの調べによると、発表当時1BTC=6,345,000円(58,000ドル)前後で推移している。なお、5月4日(火曜日)15時のビットコイン価格は、1BTC=6,132,000円(56,000ドル)前後、前日同時刻比で、-3.21%だが、1週間でみると2.60%のプラス成長で、時価総額も一時は100兆円を切りそうな勢いで下落していたが、114兆6,6809億円を超えている。

CMEグループ、5月にマイクロビットコイン先物開始計画を発表

2021.03.31

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