Bittrex(ビットレックス)が銀行と協定 法人投資家向けに法定通貨と仮想通貨の取引提供

Bittrex(ビットレックス)が銀行と協定 法人投資家向けに法定通貨と仮想通貨の取引提供

大手仮想通貨取引所のBittrex(ビットレックス)は、法人投資家に対して、米ドル(USD)と仮想通貨の取引できるようニューヨークを拠点とする商業銀行Signature Bankと提携しました。

シアトルに拠点を置くビットレックスは、200種類を超える仮想通貨を取り扱っている仮想通貨取引所になります。

取扱通貨数は世界でもトップクラスの取引所であり、今年に入りプラットフォームが使いやすくなったこともあり、世界中で300万人以上の顧客を抱えています。

今回の銀行協定に関してBittrex最高経営責任者のBill Shihara(ビル・シハラ)CEOは以下のように発言しました。

「これは長い道のりだった。銀行がBittrexを信用できるだけではない。それは銀行が一般的に暗号通貨を信用することができるということです。そして、私はそれが、暗号通貨が主流として受け入れという点では変わっていることを実際に示していると思う」

提携によって、ワシントン州、カリフォルニア州、ニューヨーク州、モンタナ州にて、承認された法人投資家と、資格のある海外法人投資家が米ドルでの取引を開始します。

仮想通貨と米ドルの取引を開始すると発表されており、取引ペアは時価総額の高い仮想通貨から今後、追加していくようです。

運営の見解

運営の堀口
Bittrexはこの群雄割拠の仮想通貨取引所争いにおいては”古豪”と呼ばざるを得ない立ち位置でしょうか。

過去に類を見ないスピードで変わり続けるこの業界の中では、アメリカの規制の流れに巻き込まれたこともあり、不遇であったかのように思います。

今回の銀行との協定は新たな機関投資家を市場に参入させる大きなキッカケになります。

昨今の仮想通貨市場をリードしてきた中国、韓国、日本に続いてアメリカでの仮想通貨人気が再燃することを期待したいですね。