Bitmain、共同創設者との対立問題はジハン・ウー氏の会長辞任で決着

Bitmainの社内紛争はジハン・ウー氏の会長辞任で決着

かねてよりメディアで報じられてきた世界最大のマイニング企業であるBitmain 社における共同創設者との対立問題で、ジハン・ウー(JihanWu)氏は、Bitmainの会長を正式に辞任することが分かった。

ウー氏は、Bitmain を辞任していると伝えられており、中国の億万長者であり、仮想通貨関連の起業家である同氏は、1月26日に、ビットメインの共同創設者であり、今ではウー氏のライバルであるミクリー・ザン(Micree Zhan)氏との和解について言及。謎めいたツイートを公開しており、ツイートにはBitmainの2人の共同創設者間の和解についてと記載された後、Resilio Syncキーとして英数文字が記載されていた。

これに関してTheBlockによると、ウー氏のツイートに記載されたコード化されたTwitterメッセージは、ウー氏とチャン氏の不一致を示しているという。しかし、このツイートでこの問題は「友好的」かつ「建設的」な方法で「最終的に」解決されたと報じている。

両社による和解合意でチャン氏がウー氏と創設株主のグループが所有するBitmain株の約半分を6億ドルで購入したことが明らかになった。また、その見返りとして、ウー氏はBitmain のCEO兼会長職を辞任することで合意、ウー氏からの暗号化されたツイートには次のように書かれている。

株式購入を完了するために、ミクリーはビットメインから4億ドルの融資を受け、グループ外からさらに2億ドルを調達することを約束した。

ウー氏はさらに、1月24日の時点で、ビットメインは約3億2700万ドルの法定現金を保有しており、「この和解を成立させるために優先株主が要求する額の2倍でした」と述べたほか、次のように語っている。

和解に従い、Bitdee(ビットディア)rは、米国とノルウェーでの鉱山農場の運営とともに、本日Bitmainからスピンオフされました。私はBitdeer会長になり、マット・コング(Matt Kong)がBitdeerCEOになります。Antpoolはまもなく独立した会社にスピンオフされ、ミクリーが主導します。

TheBlockの報道によると、2018年のIPO目論見書に基づくと、ウー氏とザンを除く他の創設メンバーはBitmainの株式の約34%を保有。その所有権のほぼ半分を購入するための6億ドルの取引は、約40億ドルの評価額になるという。これは、2018年夏と比べると145億ドルの評価額から大幅に減少している。「Bitmainの2人の共同創設者間の和解について」の中でウー氏は次のように語っている。

本日の和解が終了すると、Bitmainは新しいページをめくり、大きなチャンスを手に入れます。Bitmainの共同創設者として、多くの顧客や同僚からの多くの支援とサポートを受けて、2、815日間の旅を楽しみました。友人や投資家、そして私はBitmainとそのミクリーのリーダーシップに心からの祝福を捧げます。

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