リップル共同創設者、2020年に4億ドル相当のXRPを販売
リップル共同創設者であり、ステラ(Stellar)の共同設立者であるJedMcCaleb(ジェド・マカレブ)氏は、2020年に約4億ドル以上のXRPを販売していたことが、ブロックチェーン分析アカウントのWhaleAlertからの最新レポートで明らかになった。
McCaleb氏は、2014年から2019年までの5年間で約10億のXRPを販売しており、これらのXRPはRipple Labsの決済アカウントに保持されているMcCalebのXRPスタッシュの27%に相当する。また、これまで5年間で10億XRPの売却だったことを考えると、2020年の4億1100万ドルの売却は、McCaleb氏のXRP売却のスピードが加速していることが分かる。
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— Whale Alert (@whale_alert) December 29, 2020
McCaleb氏は、2014年にリップル社を去った際、95億XRPの共同創設者報酬を受け取り、それと同時に、極端な売り圧力にならないように、1週間に販売できるXRPの量を制限されている。
Whale Alertの推定によると、McCaleb氏は現在でも6億5,210万XRPを保持しており、現在の価格で約1億4,700万ドルの価値を持っており、今後も売り圧力となることが懸念されている。その一方で、McCaleb氏は毎日行っていた自身のXRP売却を12月に一時中断しており、SECが12月21日に発表したリップル社に対するSECの訴訟の影響ではないかと推測されている。
Whale AlertはXRPについて「リップルブロックチェーンの未来の可能性に関わらず、McCaleb氏のようなクジラの経済力とその結果は無視できないでしょう。また彼だけではなく共同創業者のArthur Britto氏も数十億のXRPを持ち、将来的にその売却制限が終わることも理解しておくべきです。」と述べている。