フェイスブックのリブラ、「Diem」にブランド変更

フェイスブックのリブラ、「Diem」にブランド変更

フェイスブックが仮想通貨Libra(リブラ)を推進するために設立したLibra Association(リブラ協会)は1日、2021年のローンチに向けてLibraの名称を「Diem(ディエム)」に変更したことを発表した。

フェイスブックは2019年6月、仮想通貨プロジェクトLibraを発表し、当時プロジェクトについては、世界中で使用できる法定通貨バスケットに裏打ちされたステーブルコインを想定して開発されていた。しかし、多くの国際的な規制や批判を引き起こし、立法者は財政の安定に対するリスクがないことを保証するまで、Libraのすべての開発を中止することを要求するなど開発は難航していた。

名称を変更した理由についてDiem AssociationのCEOのStuart Levey氏は、以下のように各国の規制当局による印象によることが要因であると説明されている。

なぜ名前を変更するのかという質問ですが、理由の1つは元の名前が世界中の規制当局からの受け入れが困難であったため、よくない印象と結びついているという理由があります。私たちは提案を劇的に変更しました。

さらに続けて、「Diemを一番必要としている人たちへ利用拡大し、同時に不法行為の抑制、検出することで金融システムの完全性を維持します。プロジェクトの成長と独立を伝えるこの新しい名称、Diemを発表することを嬉しく思っています」と付け加えた。

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2020.11.27

リブラに関連するリブランディングや変更は今回が初めてではない。リブラは当初、2020年の上半期にローンチする予定だったが、それが実現せず、今年5月にリブラ専用ウォレット企業「Calibra」は社名を「Novi」に変更している。この名称の変更に伴い、ホワイトペーパーの改定も行われており、フェイスブックチームが重要な役割を果たした一方で、アソシエーションとLibraBlockchainの作成において、アソシエーション内で特別な権利はありませんと明記されている。

また、中央銀行のデジタル通貨プロジェクトにリブラネットワークを統合することを望んでおり、信用やカストディリスクの抑制をアピールしているようだ。リブラは、スイス金融市場監督局(FINMA)を通じて新しい事業体が認可され次第、ステーブルコインであるDiemドルをリリースする準備ができているとのことだ。