ビットコイン(BTC)、1万7000ドルに下落
ビットコイン(BTC)は26日、前日の最高値である約19,500ドルから急激なフラッシュクラッシュによって、執筆時点でBTC価格は約17,000ドルまで急激に下落している。前日比の下落率は14.7%を記録し、11月17日の価格まで戻している状況だ。
TradingViewより画像引用
今回の突然の暴落は、仮想通貨取引所にビットコインが流入したことによる売却が一つの要因として考えられており、米国市場が感謝祭(祝日)に向かう中、その価格を大きく下げており、一定期間において上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測する指標である相対力指数(RSI)では、36日間の買われ過ぎの状態から一転している。
ビットコインの2,000ドル近い暴落幅は、わずか6時間の短時間で発生しており、前述したように取引所の活動が活発化し、10,000BTC以上を保有している仮想通貨クジラが、取引所に大量の通貨を移動していることが観測されている。
All Exchanges Inflow Mean increased a few hours ago.
It indicates that whales, relatively speaking, deposited $BTC to exchanges.
But long-term on-chain indicators say the buying pressure prevails. I still think we can break 20k in a few days.
Chart 👉 https://t.co/mL1j2ZqVf8 pic.twitter.com/6ErmJHrS4v
— Ki Young Ju 주기영 (@ki_young_ju) November 26, 2020
これまでビットコインの歴史の中で、このような動きはポジションを終えようとしているシグナルがある傾向があるが、実施、オンチェーン分析企業Crypto QuantのCEOであるKi Young Ju氏が共有したデータによると、暴落が始まった直後、取引所への流入がピークを迎えたことを示している。
また本日、報告時点で約130億ドル相当のビットコインが同取引所に保管されている仮想通貨取引所OKExの入出金再開の再アナウンスが、市場のユーザーや投資家にFOMOを与えている。OKExは間も無く入出金を再開し、さらなる引き下げに直面する可能性もある。