中国でマイニング機器押収 アイスランド史上最大の盗難事件に新たな発展!
アイスランドで盗まれたマイニング機器盗難事件にさらなる展開がありました。
事件のきっかけは、マイニング機器600台(総額200億万ドル)が4回に分けて盗難され、アイスランド史上最大の事件として報道されていました。
現時点で、アイスランド当局は盗難されたマイニング機器の追跡できておらず、追跡のために、国内のITサービスプロバイダーや電気技術者、データ記憶装置の管理者らに電力使用量の異常な増加があればすべて報告するよう求めていました。
そして今回、この盗まれたマイニング機器が中国にある可能性があるとして今年の5月初めに地元メディアが報じました。
アイスランドの国営放送(RUV)によると、アイスランド警察は、中国の600台のマイニング機器を没収したのち、中国当局に依頼をしており、中国天津市の警察は、以上に高い消費電力を検出したあとにマイニング機器を押収したとされています。
マイニングはハードウェアや冷却システム、電力消費などでコストがかかるが、ASICマイナーのような高性能のハードウェアを購入できるほどの資金を持つ人にはいい条件です。
しかし、それに伴い犯罪者に狙われるリスクも発生します。悪意あるハッカーや窃盗集団が、システムにハッキングよる仮想通貨の盗難や、ハードウェアそのものを持ち去ったりと、危険が潜んでいます。
今回、発覚したマイニング機器の台数は一致しており、これらの機器がアイスランドで盗まれたものである可能性が非常に高いようです。
今後、アイスランド警察は、中国当局にこの2つの事件の関連について調べるよう働きかけています。
運営の見解
シリアルナンバーや電力消費量の大幅増加などで痕跡を辿る方法はありますが、マイニングは既に民間だけでなく国家ぐるみの重要な産業に変貌しつつあります。
大切な仮想通貨資産を守る為にもハードウェアを購入する際は中古ではなく、正規ルートで仕入れることを徹底すべきでしょう。