日本・韓国、XRP(リップル)への関心が最も高い

日本・韓国、XRP(リップル)への関心が最も高い

ブロックチェーンセンターの研究チームがまとめた世界中の仮想通貨の関心に関する分析的なインタラクティブマップによると、韓国と日本は他の国よりもXRPへの関心が高いことが明らかになった。インタラクティブマップは国ごとに異なる通貨の検索インタレストを視覚化したもので、用語間の比較を容易にするために検索データを正規化したものである。

これによると、XRPへの関心が支配的である5か国がリストされており、韓国と日本が1位と2位になっていて、その他の国にはXRPへの関心の高い順に、アイルランド、スロベニア、オーストラリアとなっている。また、この関心をパーセンテージで表すと、日本ではXRPが32%、次点のEthereumは26%を記録し、韓国ではXRPが39%、Ethereumが34%の関心を獲得しているとのこと。

さらにこのマップは、世界中の国々でのアルトコインの優位性も示しており、南アメリカの国ベネズエラが75%でリストをリードした結果になったが、これはおそらくその国の経済危機によるものだとのこと。リップルとそのデジタルトークンXRPは日本で強く求められている理由の一つとしては、日本の大手企業の1つであるSBIホールディングスが採用した採用アイデアによるものだという。

SBIホールディングスとリップルは、XRPの使用を増やし、リップルのクロスボーダーソリューションの市場を創出するために、意図的にSBI-リップルアジアを共同設計している。また、SBI、XRP、および日本の一部の大手銀行が主導するほぼ無料の支払いソリューションMoneyTapの発売により、リップルの人気が高まったことも要因の一つであるとのこと。

一方で、国およびアジア全体でのXRPの採用の増加にもかかわらず、日本仮想および暗号資産交換協会(JVCEA)が発表した新しいレポートは、XRPが日本での最初の地位をビットコインに奪われたとしている。この主張は、XRPトークンは国でビットコインよりも非常に人気があったが、XRPの価格の低下により、国のデジタル資産に対する顧客の関心が影響を受けたとの見解のようだ。現在、ビットコインは日本で主要な仮想通貨であると言われており、市場の51.74%を占めているが、XRPとEthereumはそれぞれ市場の27.54%と9.48%を保持しており、関心の高い通貨となっている。