ビットコインは14%上昇し、2020年の最高資産へ
時価総額トップの仮想通貨であるビットコインは、4月30日に14%以上も急騰し、2020年の新型コロナウイルス以前の価格を取り戻すことになり、そのほかの多くの資産よりも価格を上げている。現在、仮想通貨は3月の安値から30%上昇しており、S&P 500がおよそ25%でCNX Niftyが27%の上昇、その他の多くの資産のパフォーマンスを上回っているようだ。
#Bitcoin overtakes Gold Year-To-Date.
Bitcoin was born in a financial crisis. It will come of age in this one. pic.twitter.com/Lw2Sn9RtR1
— Dan Morehead (@dan_pantera) April 29, 2020
また、急激な価格の高騰により、ビットコインは、2020年の最も上昇している資産クラスとしての地位を再び取り戻し、金、原油、株式、社債などを上回っている。
Forbesのレポートによると「ビットコインは現在、重要な変曲点で取引されており、重要なフィボナッチリトレースメント、50日移動平均、および10日移動平均が日足チャートに収束しています。このサポートへの抵抗の転換は、9,300ドルに向けた価格のさらなる上昇につながるでしょう。」と述べている。
ビットコインには10分程度ごとに採掘される新しいビットコインの量が減少する半減期が5月12日に迫っており、2012年と2016年の過去の調整で急激な価格の急上昇が見られたことから期待が集まっている。これはいわゆるフィアオブミッシングアウト(FOMO)が働いていることを示している可能性があり、2020年にも同じような値動きが見られる可能性が高いとのことだ。
SFOXの収益責任者であるDanny Kim氏は「過去5か月にわたるメディアの報道と、ビットコインの半減期に関する継続的なGoogle検索ボリュームの増加との組み合わせにより、次の半減期イベントについても同様のFOMOが見られる可能性があることを示唆している」と述べている。