仮想通貨取引所コインエクスチェンジ、12月1日までに閉鎖
Coinexchange.ioは、トークンを簡単に一覧表示しようとする新しいプロジェクトの分散型仮想通貨取引所であり、これまでの中央集権的な仮想通貨取引所とは異なり、様々なマイナーな仮想通貨を取引できる取引所として利用されていた。しかし、2019年10月1日にCoinexchange.ioは2019年12月1日までに営業を停止すると発表した。
Coinexchange.ioは2016年第4四半期に開設された取引所であり、ハッキングなどの被害にあいにくいという特徴などから翌年の第二四半期までに多くのユーザーを獲得していた取引所である。またCoinexchange.ioは分散型取引所という中央管理者が存在していない取引所であることや、取引所の創設者などの情報も一切公開されていない。
このため、ユーザーの取引量が思ったように伸びず、大きな牽引力を獲得することもできず取引所閉鎖に陥った。
取引所閉鎖の正式発表
取引所の閉鎖について正確な理由は発表されていませんが、公式の発表によると、「必要なレベルのセキュリティとサポートを提供するためのコストが収益を上回るようになった」と述べている。最近では資金不足により閉鎖される仮想通貨取引所は増えてきており、先月発行されたレポートでは、韓国のほとんどの暗号通貨取引所は破産の対象になっているとのことだ。
Coinexchange.ioは今後のサービス契約の期間についてであるが、すべての取引活動と預金は2019年10月15日以降停止され、ウェブサイトと引き出しは2019年12月1日の締め切り日まで稼働すると発表されている。
この発表の時点でCoinexchange.ioは今後状況が好転すれば取引所の復活の可能性も示唆しているが、現実的にはかなり厳しいようである。
仮想通貨市場は2017年のバブル期に比べてかなり停滞しているにも関わらず、多くの仮想通貨取引所が開設されているという現状がある。そのため、このような小規模な仮想通貨プラットフォームは今後ますます収益性を維持することは困難になり、閉鎖に追い込まれる取引所が増えて行くと考えられる。