マスターカードとR3、ブロックチェーン活用の国際送金決済ソリューションの開発・提携を発表

マスターカードとR3、ブロックチェーン活用の国際送金決済ソリューションの開発・提携を発表

決済最大手のマスターカートが9月11日、ビジネス向けブロックチェーンソリューションを展開する米国企業のR3社との戦略的パートナシップの提携を発表した。ブロックチェーン活用のクロスボーダー(国際送金)決済ソリューションの開発を目指し、実証実験を行っていく。

実証実験では、グローバルな高速決済インフラと、銀行に対応するマスターカードの清算や決済のネットワークをつなぐことにフォーカスするという。

パートナシップの締結による決済サービスの実現

パートナシップ締結により、R3社は自社のオープンソースのブロックチェーンプラットフォームであるCorda(コルダ)とマスターカードの経済圏を連結。高処理オーバーヘッドや流動性の管理、銀行と国内清算システム間の標準化など、より革新的な決済サービスの提供を実現させる。

コルダには、金融サービスやテクノロジー、中央銀行、規制、貿易など様々な業種の企業が300社以上参加しており、開発が実現すれば、分野を広範に跨って国際送金の決済システムが整うことが予想される。R3社のCEO、David E.Rutter氏は「コルダは企業向けに設計されている。ブロックチェーンを活用した国際送金事業でマスターカードを決済業務を支援できることを楽しみにしている」と話した。

マスターカードは仮想通貨・ブロックチェーン関連分野に強い関心を示しており、今年6月には、フェイスブックの独資仮想通貨「リブラ」を管理するコンソーシアムに出資することが判明。9月上旬には、ブロックチェーンを活用する貿易金融企業マルコポロのネットワークへの参加を表明している。

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