Blockstream、ライトニングネットワークの新バージョン「c-lightning0.7」を発表
ブロックチェーンの開発企業であるBlockstreamは1日、同社が開発しているビットコイン(BTC)スケーラビリティ技術のLightning Networkのニューバージョンである「c-lightning 0.7」をリリースしたことを同社の公式ブログにて発表した。
今回の発表の主な機能としてプラグインと呼ばれる機能によって、ユーザーをサポートすることが可能となる。
また、最新バージョンであるc-lightning 0.7は過去8ヶ月間の集大成であり、ユーザーはオリジナル機能の追加や、開発者は任意の言語で作成された独自のアプリケーションを使用してLightningの拡張、アプリケーションへ支払い機能を組み込むことが可能となる。
同社の発表では今回のニューバージョンを次のように説明している。
「拡張性とカスタマイズ性、そしてパフォーマンスとセキュリティが常に私たちの主な目標でしたが、これまでユーザーはシンプルな機能を追加したり小さな変更を加えるために本格的なデーモンを書く必要がありました。
これはプラグインの導入によって劇的に変わります。プラグインは、C言語によって管理されている、あらゆる言語で書かれた単純なプログラムです。」
昨年初めにBlockstreamは、Lightning Networkのc-lightning仕様を補完する、オンラインストアLightning Charg用のマイクロペイメントシステムを開発。それと同時にLightning Chargeをベースにしたオンラインストアが開設され、メインのビットコインネットワークでライトニングマイクロペイメント(少額決済)が使用できること発表していた。