Facebookが2020年に独自の仮想通貨を発表する可能性が浮上
世界最大級のソーシャルネットワーキングサービス「Facebook」が、来年中に独自の仮想通貨を発表するのではないかと米メディア「ニューヨーク・タイムズ」がレポートにより報じた。
ニューヨーク・タイムズのレポートによると、Facebookはメッセージアプリ「WhatsApp」を買収し大成功を収めたが、早速次なる金の卵として「仮想通貨・ブロックチェーン」分野に目を向けているという。
ニューヨーク・タイムズの調査に、Facebook関係者が匿名で以下のように語った。
今我々は、買収したメッセージアプリ「WhatsApp」のユーザーが即時に友人や家族に送金することが出来るコインの開発に取り組んでいる。
Facebookの独自通貨は、ステーブルコインとなる可能性が高く、中国のメッセージアプリ「Wechat」と同じような用途になるだろう。
ニューヨーク・タイムズのレポートが真実であれば、日間で約15億人のユーザー数を誇るFacebookは、瞬時に数億人に対しウォレットや仮想通貨を提供することが可能だ。
ICOで17億ドルを調達したメッセージアプリ「Telegram」のプロジェクト「TON(Telegram Open Network)」は90%のプロジェクトが完了し、2019年3月にはテストネットを立ち上げる予定であることを海外メディア「Ethareum World News」が報じている。