TRON(トロン/TRX)が年初来、仮想通貨時価総額の8位にランクイン

TRON(トロン/TRX)が年初来、仮想通貨時価総額の8位にランクイン

Tron(TRX)は時価総額ランキングでBitcoin SV(BSV)の上の9位にランクインしていましたが、年初からは8位のDethrones Tether(USDT)を抜き、8位にランクインした。

Tron(TRX)は、過去24時間で13.53%の成長し、過去1週間で20.19%の成長を達成して24時間の取引高は2億ドルを超えた。

主にはBit-zで大量に取引され、TRX / BTCペアの取引量は2400万ドル。TronはBinanceのTRX / USDTペアでも1600万ドルの売買高を達成し、Binance全体の取引高ランキングでも2番目に多い取引量になっている。

Tron(TRX)は昨年、時価総額で10位にランクインしていましたが、伸び悩んだ時期もあり、10~13位前後を推移していた。しかし、昨年末にBitcoinSVを一気に抜き去ると今年に入り、Dethrones Tether(USDT)を抜き、8位にまで順位を上げているのだ。

昨年の仮想通貨市場全体の低迷はTron(TRX)も例外ではない。1年中低迷が続き、なかなか仮想通貨市場の上昇へと乗り切れないままであった。しかし、昨年の弱気相場にもかかわらず、プロジェクトチームは足を止めることなく進め、結果として昨年末からの上昇へとつながり、8位のDethrones Tether(USDT)を抜く結果となった。

TRON(トロン)の上昇要因

Binanceが独自トークンセールプラットフォーム「ローンチパッド」において、19年1月から開始するICO(イニシャル・コイン・オファリング)プロジェクトのローンチに、トロン(TRX)の開発・公開を担ったトロン財団傘下のP2Pデータシェアプラットフォーム「ビットトレント」が1号案件になる予定が引き続き材料視された。

今年より始まるこの「ローンチパッド」が今後のICO案件をリードしていくことが予想され、その第1弾がEthereum(ETH)のプラットフォームではなく、Tronのプラットフォームを使用して行われるため、さらに認知度が高まるでしょう。それに伴い、今後Tron(TRX)のプラットフォームを使用して、プロジェクトを行う企業やチームが増加する可能性もある。

時価総額ランキングで7位はLitecoin(LTC)となっており、今後のTron(TRX)の動き次第でまたランキングが変動するのか、注目されている。

取引所バイナンス|ICOプロジェクトを援助する「ローンチパッド」の再開を発表

2019.01.05