スクエア・エニックスCEOは、ブロックチェーン技術に関心を寄せる
国内の大手ゲームメーカー「スクエア・エニックス」のCEOである松田洋祐氏が、投資家へ向けた年頭所感でブロックチェーン技術に関心を寄せていることがわかった。
スクエアエニックスと言えば、国内でも屈指のゲームメーカーで「ドラゴンクエスト」シリーズや「ファイナルファンタジー」シリーズなど数々の世界的ヒット作を飛ばしている。
松田氏は以下のように述べている。
2018年は新しいテクノロジーがいよいよ本格的にビジネス実践段階に向けて着実に進んでいることを実感させる年でした。中略
ブロックチェーン技術も、一時の仮想通貨バブルから落ち着き、仮想通貨のみならず様々な分野に展開をみせています。ゲーム分野においてもブロックチェーン技術を用いたゲームや、ゲームプラットフォームサービス等の興味深い動きが出てきており、私たちも、今後のデジタルコンテンツ分野におけるブロックチェーン技術の応用に非常に関心を持っています。以下略
さらに松田氏はゲームのクラウドストリーミングサービスがいよいよ本格化すると述べており、スクエアエニックスの本格参入も期待できる。
年頭所感での文面では一貫して2019年はデジタルコンテンツ業界で新たに大きな動きがあるという思いが伝わってくる。
日本のゲーム市場とブロックチェーン
近年では日本=アニメ・ゲームといった強みも海外勢に押されつつある。
そんな中で、新たな革新的な技術であるブロックチェーン技術を世界的ゲームメーカーのスクエアエニックスが導入すれば、一気に覇権を握れる可能性もある。
dApps版「ドラゴンクエスト」やdApps版「ファイナルファンタジー」がもしリリースされれば、国内はもちろん世界中から注目を集めることになるだろう。
今後もスクエアエニックスの動きから目が離せない。