仮想通貨取引所3社が、イーサリアム(ETH)大型アップデートのサポートを発表
仮想通貨イーサリアムの大型アップデートの第3段階となるConstantinople(コンスタンティノープル)が着々と進められている。
このイーサリアムアップデートであるコンスタンティノープルの大型アップデートに関するハードフォークに、世界でトップの仮想通貨取引所Binance(バイナンス)をはじめとする、Huobi(フォビ)とOKEx(オーケーイーエックス)が公式にてサポートすることを発表した。
Binance Will Support the Upcoming Ethereum Constantinople Hard Forkhttps://t.co/Jt91lT7hdY pic.twitter.com/OTr8fNOLr8
— Binance (@binance) 2019年1月3日
これらの3つの仮想通貨取引所はいずれもサポートの日付を2019年1月14日から1月18日までと発表しており、多くの投資家やユーザーの注目を集めている。
またサポート内容も同様の内容で発表されており、イーサリアム(ETH)を3つの取引所に預ける場合は次のように注意喚起を求めている。
- デポジット(入金)が完全に処理されるのに十分な時間をおいてください。
- アカウントの保有するETHの技術的要因は全て取引所(Binance、Huobi、OKEx)が対応します。
- ハードフォークのブロック:7,080,000
- ユーザーや投資家が保有するETHを取引所(Binance、Huobi、OKEx)に預けることをお勧めします。
コンスタンティノープルとは?
コンスタンティノープルとは、イーサリアムが問題として抱えるイーサリアムブロックチェーンでのトランザクションに関するスケーラビリティ問題(送金遅延)を解決するためのアップデートであり、その第3段階のフェーズとしてコンスタンティノープルが実施される。
これまでコンスタンティノープルは2018年年末に完了する予定であったが、テスト段階においてそれらの不備を確認。ハードフォークの日程を「2019年1月」に延期させる発表をしていたが、今回の発表によって「2019年1月14日から1月18日」にアップデートが完了することになそうである。
しかし、イーサリアムのアップデートの段階は最終段階として「4フェーズ」まで予定されており、最終段階の「セレニティ」の完了は2019年夏頃になりそうである。